冬のハンガリーはイルミネーションに包まれ、寒いながらも街じゅうが温かな雰囲気に包まれます。
そんな季節の中心にあるのが、家族と過ごす大切な時間「クリスマス休暇」です。
ハンガリーの正式な祝日は12月25日と26日です。
とはいえ、実際には24日から休暇ムードが広がり、この日の午後には街が静まり返ります。
12月24日は午後になるとお店が閉店し、交通機関も特別ダイヤになるため、旅行者にとっては少し注意が必要な時間帯です。
その後も祝日が続くので、観光施設やレストランが27日頃まで休業している場合もあります。
この記事では、日付ごとの営業状況と、旅行前に知っておきたいアドバイス3選をまとめました。
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本宮愛栞(もとみや あいか)
旧名「りり」でブログを書いてきました。
🌏 ブダペスト在住20年。世界50カ国以上を旅した1人旅好き。
🏝️ インド・暖かい国・マイナーな国や地域に惹かれがちです。
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ハンガリーのクリスマス期間の営業スケジュールまとめ

日本よりもシックで控えめな飾り付けが、ヨーロッパらしい雰囲気です
クリスマスの時期、ハンガリーではお店や交通機関のスケジュールが普段とは大きく変わります。
特に12月24日から26日にかけては街全体が静まり、観光にも影響が出ることも。
ここでは、日付ごとにどのように街が動くのかをまとめました。
【12月24日】午後にはお店やレストランが閉店、公共交通も夕方前に終了
12月24日のクリスマス・イヴは、午後になるとハンガリー人は家族でゆっくりとお祝いする日で、日本の元旦のようなイメージです。
午前中はスーパーや市場は営業しているので、最後の買い出しのチャンス。
午後になると軒並み閉店してしまいます。
1年中営業しているレストランも、12月24日だけは朝から完全にクローズしている場合が多いです。
クリスマスマーケットや軽食の屋台も、この日だけは午後早い時間帯に営業が終わります。
一部のホテルのレストランや、クリスマスを祝わない非キリスト教系のお店(ケバブ屋・アジアのエスニック系など)は開いていることがあるので、探してみるのがいいでしょう。
公共交通機関も午後3時頃に通常の営業は終了。
例えば、ブダペストに関しては、地下鉄は完全にストップして利用できません。
深夜ダイヤで利用できる路線もありますが、運行本数は通常に比べるとかなり少ないです。
12月24日はタクシーをつかまえるのも一苦労。あまり遠出しないことをおすすめします。
観光地は、人気の温泉など営業している場所も一部ありますが、美術館や博物館は1日中閉館しているところがほとんどです。
ブダペストで人気のドナウ川クルーズも、夕方までに終了します。
【12月25〜26日】祝日で閉まっている場所が多く、街はゆったりとしたムードに
25日と26日は祝日で、ハンガリー人は引き続き家族や親戚と集まってお祝いをしてのんびり過ごします。
一般のスーパーは完全に閉店しています。
24時間営業のコンビニのようなところや、小さな個人商店が近くにあれば、お水やお菓子などは購入できます。
レストランに関しては、24日に続いてクローズしている場所もありますが、観光地では営業しているところも比較的多いです。
事前に公式ウェブサイトで確認してみてください。
観光地は、24日から続いて3日間クローズしている場所もあれば、25日の午後からぼちぼち営業を始める場所も。
ブダペストで人気のクリスマスマーケットも、この2日間は時間短縮で営業していて訪問可能です。
公共交通機関は、通常よりは本数の少ない土日の時刻表で運行しています。
【12月27〜30日】通常営業に戻り、観光もできる時期
クリスマス休暇が明け、観光施設やお店が通常営業に戻り、ハンガリーらしい冬の様子を楽しめます。
公共交通機関は土日の時刻表で運行しています。
冬休みで観光客は多いので、レストランやドナウ川クルーズなど、絶対に行きたい場所はあらかじめ予約しておくのがおすすめです。
【12月31日】午後にはスーパーは閉店、夜はお祭りの雰囲気
12月31日は日本の大晦日の厳かな雰囲気とは違って、新しい年を迎える前のお祭りのような雰囲気になります。
レストランは営業しているところが多いですが、スーパーは午後にはクローズするので気をつけてください。
博物館などは、朝からクローズしていたり、午前中しか開いていないこともあるので確認が必要。
一方、ドナウ川クルーズなどの人気アトラクションは、事前予約でいっぱいになることがあるので、早めに予約しておきましょう。
12月31日はカウントダウンに合わせて地下鉄やトラムが深夜まで運行します。
夜のイベントに参加をしても安心ですが、トラムや地下鉄は満員になることもあるため、ホテルまでの帰り道は早めに確認しておくと安心です。
【1月1日】祝日で静かにスタート
元日は祝日で、多くの施設やスーパーは休業しています。
レストランやカフェは通常営業のところが多いです。
観光地は、博物館などは閉館している場合があるので、事前に公式ウェブサイトで確認してください。
クリスマス期間にハンガリー旅行をする場合のアドバイス3選

冬休みが取れるのが、ちょうどクリスマス前後の方も多いかと思います。
その時期にちょうどハンガリー旅行にいらっしゃる方のために、以下のアドバイス3つをご紹介します。
12月24日は過ごし方に注意。午後は早めの行動を
12月24日の午後から27日の朝までスーパーは閉店するので、買い出しはこの日の午前中に済ませる必要があります。
ミネラルウォーターやばらまき用のお土産などをスーパーで買いたい場合は、忘れないようにしてください。
12月24日の午後は、ほとんどの観光地がクローズするので、通常の観光はちょっと難しいです。
でも、冬のヨーロッパの雰囲気を散策で味わったり、素敵なホテルでのんびり過ごすのもいいかもしれません。
午後から公共交通機関はストップ、もしくは利用できる本数が激減しているので、遠出する場合は気をつけてください。
タクシーをつかまえるのもこの日は特に大変です。
12月25日以降のレストラン・観光地は要確認。予約を入れておくと安心
12月25日以降のレストランや観光地の営業状況は、それぞれの公式ウェブサイトで確認をしておきましょう。
冬休みで観光客も多く、ドナウ川クルーズやレストランは混雑が予想されます。
必ず行きたい場所は、できるだけ早めに予約を入れておくと安心です。
クリスマスマーケットでは、混雑を狙ったスリ・置き引きに注意
冬の風物詩といえば、やっぱりクリスマスマーケット。
ただ、混雑を狙ったスリや置き引きの被害も少なくありません。
バッグは前にかけ、スマホや財布は外ポケットに入れないようにしましょう。
夜は特に人が多くなるため、貴重品の管理には気を配っておくと安心です。
🎄ブダペストでおすすめのクリスマスマーケットについてまとめた記事はこちらです。現地の様子も画像をたっぷりで紹介しています。

【まとめ】静かなクリスマスからにぎやかな年末まで、ハンガリーの冬を楽しもう

クリスマスシーズンのハンガリーは、普段とは街の動きが大きく変わります。
お店の営業時間や交通機関のスケジュールも特別体制になるため、旅行を計画する際には少し注意が必要です。
特に、12月24日の午後はイレギュラーが多いです。
レストランや観光地はクローズし、公共交通も本数がかなり減ってしまうので、スケジュールは余裕をもって組んでください。
12月25日以降は、行きたい場所が営業しているかどうかを事前に確認しておくと安心です。
下調べをしておくだけで、思いがけないクローズに戸惑うことなく、スムーズに旅を楽しめます。
静かなクリスマスから賑やかな年末まで、今回の記事の内容を参考に、ハンガリーの冬を思いきり楽しんでください。

