【eSIMで海外旅行】Airaloの使い方を紹介【割引紹介コードもあり！】

みなさんは海外旅行先でインターネットに接続するために、どんな準備をされていますか？

現地のSIMカードを購入して差し替えたり、モバイルWi-Fiをレンタルして利用したり、割高ですが自分のスマホで海外データローミングをして使う方法などがありますね。

eSIMは手続きも簡単！アプリを自分のスマホにダウンロードして、好みのプランを購入して、あとは現地でeSIMをオンにするだけ。余計な手間がほとんどかかりません。

海外在住者が日本に一時帰国する時にも使えますよ！

今回の記事では、AiraloのeSIMのダウンロード・インストール手順や、旅行先でどのように使ったらいいかを説明しています。

後日、日本でのeSIM体験レポートも書き加えるので、そちらもどうぞご期待ください！

【追記】飛行機が羽田空港に着陸後、AiraloのeSIMをオンにしたら、ほんの1〜2分でインターネットにつながりました👏

eSIMを使い始めてまだ数日ですが、トラブルも全くなく快適に使えており、評判通りだなと実感しています 

海外旅行のインターネット環境確保をどうするか検討中の方、eSIMについて詳しく知りたい方は、この記事のeSIM最新情報をぜひご覧になっていってください🎉

そもそもeSIMって何？

SIMとは契約者情報が詰まったICチップのこと。従来のSIMはカード式で、スマホ端末本体に差し込んで使っています。

一方、eSIMとは、embedded SIMの略で「組み込み式SIMカード」を意味しており、端末に初めから搭載されたSIMのことです。

お持ちのスマホに内蔵されたeSIMに、インターネット経由で契約情報を書き込むこむだけで、旅先の通信回線を利用できるんです！！

Airalo（エラロ）のeSIM

今回ご紹介するAiraloはシンガポールにある世界初のeSIMの提供会社。

200以上の国・地域に対応した接続サービスをお手頃価格で提供していて、2019年の創設以来、世界で500万人以上が利用した実績があります。

口コミ評価も高く、eSIM初心者にもAiraloはおすすめです。

eSIMを利用するための条件 3選

1. 使用端末にeSIMが搭載されている

利用する端末にeSIMが搭載されていることが条件です。古いスマホやタブレットにはeSIMが内蔵されていません。

以下の情報を元に、ご自身の端末をご確認ください。

iPhoneの場合

2018年に販売されたiPhone XS/XR以降の機種（SEも含む）にeSIMが搭載されています。

言い換えると、iPhone XやiPhone 8以前のシリーズでは、eSIMは利用できません。

Androidの場合

お持ちのスマホのブランド名とeSIMで検索をかけると、eSIM搭載機種が調べられます。2020・2021年以降に販売された機種には、eSIM搭載のケースが多いようです。

キャリアによってeSIM対応機種でない場合もあるようなので、ご自身でキャリアやメーカーにご確認をお願いします。

【追記】私のスマホでのeSIMインストールが順調だったため、その流れで夫のAndroidスマホにもインストールをしたら、まさかのeSIM非対応機種で大失敗💦💦💦

単なる確認を怠ったのが原因の単純ミスです。みなさまは、eSIM対応機種かどうか必ずご確認ください！

ちなみに、余っていた古いスマホがeSIM搭載だったため、そちらに夫の名義で購入したeSIMをインストールして、夫はデザリングで使用しております。

2. SIMフリー設定である

eSIMを利用するにはSIMフリー設定であることが条件です。

SIMロックがかかっている場合は、事前に解除してください。

3. eSIMインストール時にWi-Fi環境がある

eSIMのインストール時にはWi-Fi環境が必要です。

海外旅行出発前に、自宅などであらかじめインストールして準備しておくのがベスト！

ただし、最終手段として、旅行先で安定したWi-Fi環境（空港・ホテルなど）を見つけてインストールも可能です。

eSIMのメリット 8選

1. 旅行前に準備可能！到着後すぐ使える

旅行に出る前にeSIMのアプリをダウンロードして、希望のプランを購入。

あとは現地でアクティベートするだけという状態でスタンバイできます。

自分の都合のいい時間に、自分のペースで、自分のスマホで申し込み＆設定できるのが嬉しいですね。

2. プリペイド式で安心

eSIMはプリペイド式で、プランと価格がはっきりしています。

海外データローミングのように、後から高額な請求がきてびっくりするような事態にはなり得ません。

3. お手頃な料金プラン。数カ国で使える周遊旅行プランもあり！

eSIMは一般的に価格が良心的。もちろん、私が利用するAiraloの料金プランもとてもお手頃です。

ハンガリーのプランは2024年5月現在6種類あって、30日の長期旅行の場合は、データ量の選択肢も多いです。

ハンガリーの7日間の1GBプランが4.5ドル（約700円）。

モバイルWi-Fiをレンタルすると、1日で同じくらいの価格なので、比較するとかなりお安いことがわかりますね。

ハンガリーを旅行する方は、お隣のオーストリアやスロヴァキア、さらにチェコやドイツを周遊するケースが多いかと思います。

そんな時はヨーロッパプランのEurolinkを選べば、国を超えた後でもそのままインターネットを使えて便利！！ヨーロッパ39カ国（トルコを含む）で利用できます。

4. 足りなくなったら追加購入できる

AiraloのeSIMのデータ容量が足りなくなった場合は、インターネットに繋がった環境でチャージパッケージを追加購入できます。

5. デザリングも可能

AiraloのeSIMではデザリングもできます。

データ容量が余っていれば、自分の持っている他の端末や、家族や友達のスマホにWi-Fi環境を提供できます。

6. 物理SIMカードの差し替え時にあった、故障や紛失のリスクを回避できる

海外の物理SIMカードを購入して利用する場合は、現地到着後にSIMカードの差し替えが必要です。

また、SIMカードはとても小さいので、もともと使っていたものを紛失してしまうリスクも否めません。

eSIMなら、いつものスマホ1台でそのまま利用できるので、SIMが壊れたり失くなる心配は不要です！

7. モバイルWi-Fiに比べても、簡単に気楽に利用できる

以前は私もよくお世話になっていたモバイルWi-Fi。

とても便利だった一方、カバンの中で少しかさばるのは気になっていました。

モバイルWi-Fiをレンタルすると、本体や充電器などの備品も含め、失くしたり壊したりしないよう注意を払う必要も。

それに、モバイルWi-Fi自体の充電がなくなってしまうと、インターネットにつながりません。

eSIMでは上記のような心配もありません。持っているスマホの充電さえ確保できていれば、インターネットにつながります。

8. これまで使っていた物理SIMはそのままで大丈夫

旅行前に使っていたSIMカード（日本、もしくは在住国のもの）はスマホに入った状態で大丈夫です。

カード払いでワンタイムパスワードがスマホに送られる場合など、旅行先でも在住国の電話番号が使えると便利ですし、SMSのやりとりも可能です。

eSIMのデメリット 3選

1. eSIMで通話はできない（電話番号はない）

eSIMに電話番号はついていないので、旅行先で電話はかけられません。

ただし、インターネット経由でLINE、Skype、WhatsApp、Face Time等の通話サービスは利用できます！

2. 年中無休の24時間のサポート体制はあるが、英語のみ（Airaloの場合）

Airaloでは、年中無休・24時間のサポートがあります。

ただし、英語対応になるので、英語が苦手な方にとっては少しマイナスポイントかもしれません。

ためしに、チャットで「日本語対応はできますか？」と日本語で問い合わせをしたら、英語で返答があり今のところは日本語対応していないようでした。

夫のスマホ（eSIM非搭載機種）に誤ってeSIMをダウンロードした際に、Airaloのサポートに相談しました。

お問い合わせフォームから連絡をすると、30分後くらいにメールに英語で返信が。何度かやりとりしましたが、毎回すぐに返信があり丁寧な対応でした。

3. 対応端末が限られている

「eSIMを利用するための条件 3選」でも述べた通り、eSIMが内蔵されていないスマホやタブレットでは利用できません。

お持ちの端末でeSIMの利用ができるかどうか、事前に必ずご確認ください。

【Airaloを使おう①】旅行前の準備編

私が持っているスマホ（iPhone 15 Pro）を実際に使って、AiraloのeSIMを購入・インストールするまでの流れを説明します。

アプリをダウンロードして、希望の行き先とプランを決める

まずはAiraloのホームページからアプリをダウンロードしてください！

アプリを開いたら、”ストア”内で海外旅行の目的地を探します。検索ボックスに国名を入れると早いです。

私の場合、今回はヨーロッパから日本へ一時帰国するので、訪問国は日本を選択。

30日間で10GBのプランを購入することにしました。

ちなみに、購入ボタンの手前に利用できるチャージパッケージの種類や、追加情報（現地でつながるネットワークや、アクティベーションポリシーなど）も確認できます。

アカウントを登録

私は今回初めてAiraloを利用するので、新規登録の画面へ。

個人情報を入力していきます。

データプランを購入

「同意して登録」ボタンを押すと、4桁の確認コードが登録したメールアドレスに届くので、アプリに入力してください。

その後、支払い画面に切り替わって、カードで精算をして購入完了！！

手続きが無事に終わるとメールも届きます。

eSIMをインストール（旅行前にインストールしても、アクティベートではないので使用開始にはならない！）

購入したeSIMをインストールします。

ただし、日本にいて「アジア」プラン、もしくは世界一周用の「Discover（グローバル）」を購入している場合、日本でローミングをオンにすると利用開始となるのでご注意ください！

「手順を表示」を押すと、インストールに際してのアドバイスがどんどんと表示されます。

iPhoneの場合、インストール方法は「ダイレクト」「QRコード」「手動」の3通りがありますが、今回は「ダイレクト」を選択しました。

全部読み終わってから、「eSIMをインストール」ボタンを2回押すと、eSIMのインストールが始まります。

インストールにかかる時間は、プランによっては短かかったり、逆に長くかかる場合もあるようです。気長に待ちましょう。

私の場合、eSIMのインストールは約5分で完了しました！

モバイルデータ通信の切替は拒否する（許可にしない）ことが大切です。これが許可されていると、海外でeSIMがつながらない時に、日本（在住国）のキャリアの通信につながって、後から高額な請求をされてしまいます。

「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」の項目内に「モバイルデータ通信の切替を許可」という項目を確認できます。念の為確認をして、オンになっていたらオフにしましょう 

旅行前に自宅などで準備している場合、まだアクティベートされていない状態で大丈夫です。

eSIMの名称をカスタマイズ

iPhoneユーザーの場合、「設定」→「モバイル通信」を開くと、「SIM」の項目に『主回線』『副回線』があります。

『副回線』が先ほどダウンロードしたAiraloのeSIMですが、名称をカスタマイズすると、後から見た時にも分かりやすいです。

現地到着までeSIMは「オフ」にしておく

eSIMをインストールした後は、最初は「アクティベート中」、その後「オン」の状態で表示されます。

eSIMは旅行の目的地に出発する直前までオフにしておきましょう。

【Airaloを使おう②】現地に出発する直前〜現地到着後編

【出発直前】主回線のSIMをオフにして、海外データローミングを防ぐ

海外旅行の目的地に到着する前に、主回線をオフにしておきましょう。

「設定」→「モバイル通信」→「主回線」→「この回線をオンにする」ボタンを押してオフにする。

こうすることで、現地に到着してすぐ、お持ちのスマホが気を利かせて、自動的に海外データローミングを始めてしまうことを防げます。

【到着後】eSIMをオンにして、データローミングもオンにする

旅行先に着いたら、eSIMをオンにして、データローミングもオンにしてください。

「設定」→「モバイル通信」→「eSIM（副回線：分かりやすいように名前カスタマイズ済みのもの）」→「この回線をオンにする」ボタンを押してオンにする。

一度「モバイル通信」へ戻り、再度「eSIM（名前カスタマイズ済み）」へ入ると、下の方に「データローミング」の項目もあるので、ボタンを押してオンにする。

しばらくしたら、現地のインターネットにつながります。

【追記】実際に旅行先に到着して、eSIMの回線とデータローミングをオンにした後の画像の変化は以下の通りです 

緑色の「アクティブ」の表示が出るのに少しタイムラグがありましたが、インターネットにはすぐ接続でき、問題はありませんでした。

気がついたら、アクティブの表示がでていて、データ残量も更新されていました。

【まとめ】eSIMメリットとデメリット、Airaloの使い方

これからの時代、海外旅行でスマホを使うのに欠かせなくなるのが「eSIM」のサービス。

スマホにeSIMのアプリをダウンロードして、利用したいインターネットプランを選択・購入すれば、海外に到着してすぐにインターネットが使えます。

価格も良心的で、プリペイドなので安心、データが足りなくなったら追加でチャージできるのも嬉しい点です。

eSIMさえあれば、物理SIMカードを準備したり、モバイルWi-Fiを持って出かける必要はもうないので、身軽に出かけたい人にぴったり！！

ただし、eSIMは古い機種のスマホやタブレットには搭載されていないので、ご自身で事前にお持ちの機種をよくご確認ください。

今回紹介したAiraloは世界初のeSIM提供会社で、値段・対応している国と地域の多さ・アプリの使いやすさなどが評判です。日本語のサポートがまだありませんが、その点は今後に期待です。

私もこれからAiraloのeSIMを利用するので、7月までに実際に利用した感想を追記予定です。

【追記】5月中旬現在、快適にAiraloのeSIMを利用しています。ここまでご案内してきた手順で手続きできるので、ぜひみなさんも使ってみてください。とってもおすすめです！

以上、参考になる情報があれば幸いです。便利なeSIMを味方につけ、海外でも快適なネット環境を確保しましょう！！