中欧・バルカンの首都を比べてみた|8都市の違いと特徴をブダペスト在住者が整理

中欧とバルカン半島の8つの国の首都を示した地図

ハンガリーの首都ブダペストに暮らしていると、周辺諸国へ気軽に足を伸ばせるのが大きな魅力です。
これまでブダペストを拠点に、列車・バス・飛行機を使いながら、さまざまな国を旅し、各国の首都に何度も立ち寄ってきました。

地理的には近い国同士でも、首都ごとに街の雰囲気や成り立ちは驚くほど異なります。
特にバルカン半島の国々は、まだ日本ではあまり知られていない分、自分で発見していく楽しさがあると感じています。

本宮愛栞(もとみや あいか)

首都によって「華やか」「歴史深い」「かわいらしい」「ダイナミック」など、個性はさまざま。
訪れるたびに新しい発見があり、飽きることがありません。

そこで今回は、実際に訪れて感じた印象をもとに、中欧・バルカン地域の8つの首都を比べてご紹介することにしました。

今回取り上げる8つの首都
  • ブダペスト(🇭🇺 ハンガリー)
  • ウィーン(🇦🇹 オーストリア)
  • プラハ(🇨🇿 チェコ)
  • ブラチスラバ(🇸🇰 スロバキア)
  • リュブリャナ(🇸🇮 スロベニア)
  • ザグレブ(🇭🇷 クロアチア)
  • ベオグラード(🇷🇸 セルビア)
  • サラエボ(🇧🇦 ボスニア・ヘルツェゴビナ)

定番の観光名所を網羅する記事ではありませんが、「どんな雰囲気の街か」「自分に合いそうか」を知るヒントとして、気軽に読んでいただければ嬉しいです。

中欧・バルカン半島の旅を計画中の方は、ぜひ最後までご覧ください🎉

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本宮愛栞(もとみやあいか)アイコン

本宮愛栞(もとみや あいか)
旧名「りり」でブログを書いてきました。

🌏 ブダペスト在住20年。世界50カ国以上を旅した1人旅好き。
🏝️ インド・暖かい国・マイナーな国や地域に惹かれがちです。
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目次
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ブダペストを拠点に、周辺諸国の首都を比べてみた

中欧とバルカン半島の8つの国の首都を示した地図

まずは、今回比較した8つの首都を、人口・物価感・街のコンパクトさ・移動のしやすさという視点で、ざっくり整理してみました。

物価や移動のしやすさなどは、あくまで私自身の体感による目安ですので、気軽に参考にしていただければと思います。

都市人口物価街のコンパクトさ移動のしやすさ
ブダペスト約175万普通普通
ウィーン約200万高いやや広い
プラハ約130万やや高い普通
ブラチスラバ約45万普通コンパクト
リュブリャナ約29万やや高いとてもコンパクト
ザグレブ約80万普通普通
ベオグラード約140万安い普通
サラエボ約27万安いとてもコンパクト

ここからは、実際に訪れて感じた印象をもとに、8つの首都をひとつずつご紹介していきます。

ブダペスト|美しさと雑多さが同居する首都

ブダペストの聖イシュトヴァーン大聖堂へ続くZrínyi通りの風景。社会主義時代の無骨な建物と華やかな建物が並んでいる
中央正面に立つのは聖イシュトヴァーン大聖堂
優雅な歴史的建築と、社会主義時代の建物(右手前)が混ざり合う風景に、ブダペストらしさを感じます

ブダペストの街並みの基盤にあるのは、18〜19世紀に形成されたハプスブルク帝国時代の華やかな都市景観です。
ドナウ川沿いに広がる景観の美しさから、「ドナウの真珠」と称されることもあります。

しかし第二次世界大戦で大きな被害を受け、戦後は復元よりも復興が優先されたため、社会主義時代の建築や集合住宅が街に加わりました。

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優雅な都市の名残と社会主義的な建築が混在していて、美しさの中にもチグハグさがある街並みがユニークでブダペストらしいです。

ブダペストの観光スポットはドナウ川沿いに集中しており、徒歩ではやや距離がありますが、公共交通機関が充実していて移動はとてもしやすいです。

観光名所のすぐそばに、地元の人が暮らす住宅やスーパー、カフェが並び、観光客と地元の人が同じ空間を共有しているのも、ブダペストの特徴といえるでしょう。

こんな人にブダペストはおすすめ

観光地として完成されすぎた街よりも、日常の空気がそのまま残る都市を歩いてみたい人には、ブダペストが向いています。

歴史的建築とローカルな生活が自然に混ざり合っていて、気取らず街歩きを楽しめるのが魅力です。

当ブログでは、在住者の視点から、ブダペストを中心にハンガリーの街や観光、旅のヒントを紹介しています。
気になるテーマがあれば、ぜひあわせてご覧ください。

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ウィーン|歴史の栄光と暮らしやすさが共存する首都

ウィーンの旧市街を観光客を乗せた馬車がすすむ様子
王宮周辺では観光客向けの馬車が行き交い、ウィーンの「華やかなイメージ」を象徴する風景のひとつになっています

長い歴史をもつウィーンの街並みは、約600年にわたり繁栄したハプスブルク家の時代、特に18〜19世紀にかけて形づくられたものです。
王宮やリング通り沿いには、美術館やオペラ座などの文化施設が計画的に配置され、帝国の都らしい華やかさが街全体に息づいています。

大きな戦争被害はあったものの、戦後は歴史的景観を重視した再建が進められ、旧市街には統一感のある街並みが保たれています。

本宮愛栞(もとみや あいか)

しかも、ウィーンは歴史的な重厚さと日常の暮らしやすさが両立した首都となり、「世界の住みやすい都市ランキング」で、長年トップクラスに名を連ねています。

ウィーンの主要な観光スポットは、旧市街とリング通り周辺を中心に、市内各所に広がっています。
地下鉄やトラムなど公共交通機関が非常に発達しており、移動しやすい街です。

世界トップレベルの美術館や音楽施設、歴史的建築が数多く集まっており、見どころが尽きることはありません。
美術や音楽、歴史に関心のある人なら、長期でじっくり滞在しても飽きることのない首都といえるでしょう。

こんな人にウィーンはおすすめ

宮殿や美術館、ヨーロッパらしいカフェなど、華やかな雰囲気が好きな方には間違いなくおすすめです。

一方で、ナッシュマルクトのような活気ある市場や、世界最古級の遊園地として知られるプラーターなど、ウィーンらしい日常を感じられる見どころもあります。

ブダペスト〜ウィーン間の移動は列車が便利です。オーストリア系の「レイルジェット」とハンガリー系の「ユーロシティー」についてまとめた記事はこちらです。

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プラハ|観光と歴史が凝縮された首都

プラハのヴルタヴァ川(モルダウ川)にかかるカレル橋と、その上を歩く観光客の様子。背景にはオレンジ色の屋根瓦の建物が連なっている
中世の街並みを象徴するカレル橋
日本と縁のある「聖フランシスコ・ザビエル像」もぜひ探してみてください

プラハは、中世から神聖ローマ帝国の重要都市として発展し、商業と政治の中心として長く栄えてきました。
旧市街やカレル橋周辺には、その頃の街路や建物が今も連なり、保存状態の良い歴史的都市景観が広がっています。

第二次世界大戦や社会主義時代を経ながらも、旧市街の破壊は比較的少なく、歴史的中心部は「観光都市」として強く保護されてきました。

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中世の街並みがほぼそのまま残る首都として、プラハはヨーロッパでも屈指の観光都市として知られています。

主要な観光スポットは旧市街とヴルタヴァ川周辺に集中しており、徒歩でも十分に回れるコンパクトさがあります。
短期滞在でも見どころが密集しており、初めての中欧旅行先としても選びやすい首都です。

こんな人にプラハはおすすめ

中世ヨーロッパの街並みをじっくり体感したい人には、プラハが向いています。

石畳の路地やゴシック建築が連なる旧市街を歩くだけで、まるで中世に迷い込んだような感覚を味わえます。

プラハとブダペストを、ブダペスト在住者の目線で比較してまとめてみました。

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ブラチスラバ|控えめでコンパクトな首都

ブラチスラバのMichalska通りの朝の静かな様子
ブラチスラバ旧市街の入り口、ミハエル門をくぐった後の通りの様子

ブラチスラバの街並みは、ハンガリー王国、ハプスブルク帝国、そしてチェコスロバキア時代と、複数の時代を経て形づくられてきました。

中世の旧市街を中心に、バロック様式やハプスブルク時代の建築が残る一方、20世紀以降の建物も加わり、規模は小さいながらも時代の重なりを感じられる街並みが広がっています。

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旧市街は比較的コンパクトにまとまっているのが特徴です。
2〜3時間程度あれば、主要な見どころは徒歩で十分に回れてしまいます。

移動の負担が少なく、短時間でも観光しやすい首都といえるでしょう。

ウィーンやブダペストと比べると派手さはありませんが、その分、観光地化しすぎていない落ち着いた雰囲気があり、静かに街歩きを楽しみたい人に向いています。

こんな人にブラチスラバはおすすめ

大都市の観光に少し疲れてしまった人や、のんびり中欧の雰囲気を味わいたい人に、ブラチスラバはおすすめです。

ウィーンからは電車で約1時間、ブダペストからも2時間半ほどとアクセスが良く、日帰り観光もしやすい距離にあります。

ブダペストからブラチスラバへ日帰り旅行した時の記事はこちらです。中欧周遊の旅の合間に、ブラチスラバへふらりと立ち寄ってみませんか?

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リュブリャナ|女性好みのかわいらしい首都

リュブリャナの旧市街を流れるリュブリャニツァ川と川沿いのテーブル席の様子
川沿いのテラスやパステルカラーの建物が続くリュブリャナ旧市街
小さくて歩きやすい、やさしい雰囲気が魅力です

リュブリャナは、中世以来の小さな地方都市を基盤に、ハプスブルク帝国時代を経て発展してきた首都です。
1895年の大地震をきっかけに街の再建が進み、現在の落ち着いた景観は19世紀末から20世紀初頭にかけて形づくられました。

旧市街には歴史的な建物が建ち並び、街の中心を流れるリュブリャニツァ川沿いには、カフェや遊歩道が整備されています。
首都でありながら全体のスケールは控えめで、色合いもやわらかく、穏やかで親しみやすい雰囲気が感じられます。

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大都市の威圧感がなく、落ち着いた美しさをもつ首都です。
センスのいいこじんまりとしたショップやカフェが集まっているのも、個人的に好きなポイントです。

主要な観光スポットは旧市街と川沿いに集中しており、徒歩だけでも十分に回れるほどコンパクト。
街全体が小さいため移動のストレスが少なく、短期滞在でも街の雰囲気をしっかり味わえます。

こんな人にリュブリャナはおすすめ

華やかさよりも、かわいらしさや落ち着いた街並みを楽しみたい人には、リュブリャナが向いています。

カフェ巡りや川沿いの散策をしながら、ゆったりと街歩きを楽しみたい人にぴったりの首都です。

2026年1月にリュブリャナを久しぶりに訪問予定です。実際に歩いて感じた最新情報は、訪問後に追記します。

ザグレブ|海岸リゾートと対照的な内陸の首都

ザブレブのトカルチチェヴァ通りの夏の夕方の様子。カラフルな建物が並び、テラス席にお客さんがたくさん座っている
カフェやレストランが立ち並ぶザグレブの人気ストリート、トカルチチェヴァ通りの夏の夕方の様子
上町のふもとに位置し、旧市街と下町をつなぐように延びる歩行者通りです

ザグレブは中世の司教都市を起源とし、19世紀のハプスブルク帝国時代に近代都市として整えられた内陸の首都です。
丘の上に中世の面影を残す上町(ゴルニィ・グラード)と、19世紀に計画的に整備された下町(ドニィ・グラード)という、時代の異なる2つの街並みが組み合わさっています。

20世紀の戦争による被害は比較的限定的で、歴史地区を中心に街並みがよく保たれているのも特徴です。
派手さはないものの、落ち着いた中欧らしい雰囲気が街全体に広がっています。

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クロアチアといえば「ドブロブニク」や「スプリット」といった海沿いの町が有名ですが、ザブレブは観光地化しすぎていない「生活を感じられる首都」です。

主要な見どころは市内中心部にまとまっており、徒歩とトラムを使えば移動は比較的簡単。

観光に特化した都市というより、街の日常に見どころが点在しているのも、ザグレブらしさといえるでしょう。

こんな人にザグレブはおすすめ

落ち着いた中欧の街を、観光に追われずゆっくり歩きたい人にザグレブはおすすめ。
上町と下町の異なる時代の空気感を、一度に味わえるのも面白いです。

クロアチアの首都でありながら、海岸沿いの人気リゾート地に比べて物価が控えめなのも、旅人には嬉しいポイントです。

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ベオグラード|エネルギーが集まるバルカンの首都

ベオグラードのメインストリート、クネズ・ミハイロヴァ通りのクリスマスの夜の様子。イルミネーションが飾られていて華やか
ベオグラード中心部のクネズ・ミハイロヴァ通りの、クリスマスシーズンの様子
ショップやレストランが集まる、ベオグラードで最も活気のある歩行者通りです

ベオグラードはサヴァ川とドナウ川の合流点という戦略的な立地にあることから、古代ローマ・中世・オスマン帝国・社会主義時代と、幾度も支配者が入れ替わり、そのたびに街の姿が重ねられてきた首都です。

歴史上何度も破壊と再建を繰り返してきたため、街には統一された様式よりも、時代ごとの建築や空気感がそのまま混在しているのが特徴です。
1990年代の紛争とNATO空爆を経験し、市内には今も当時の記憶を感じさせる建物も残っています。

本宮愛栞(もとみや あいか)

歴史の層がそのまま積み重なったような、少し荒さの残る景観がベオグラードの特徴です。

観光エリアは旧市街や川沿いを中心に広がっており、徒歩だけですべてを回るのはやや大変です。
しかし、バスやトラムなどの公共交通機関は発達しているので、慣れれば移動はそれほど難しくありません。

観光地と生活圏がはっきり分かれていない点もベオグラードの特徴で、地元の人の暮らしやエネルギーを間近に感じながら歩ける首都といえるでしょう。

こんな人にベオグラードはおすすめ

整った街並みや完成された観光都市よりも、勢いのある都市の空気や、人の熱量を感じながら歩くのが好きな人はぜひ訪れてみてください。

夜になるとバーやクラブが賑わい、ナイトライフを楽しみたい人にも向いています。

バルカン半島のグリル料理について書いたこちらの記事の中で、ベオグラードの様子も少し紹介しています。

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サラエボ|イスラム文化とヨーロッパ文化が共存する首都

サラエボ旧市街のバシュチャルシャ広場の様子。12月で雪景色、観光客が行き来している
オスマン帝国時代の面影が色濃く残る、サラエボ旧市街バシュチャルシヤ(バザール地区)
木造の泉とバザールの風景が、この街の原点を感じさせます

サラエボの街並みは、オスマン帝国時代に形成されたイスラム文化の街区と、オーストリア=ハンガリー帝国時代のヨーロッパ的な都市景観が隣り合う、とても独特な構成です。
同じ通りの中で、モスクと教会、東洋的なバザールと西洋風の建物が共存する風景は、サラエボならではのもの。

1990年代の内戦では大きな被害を受けましたが、現在は復興が進み、中心部には日常の生活と街のにぎわいが戻りました。

本宮愛栞(もとみや あいか)

ボスニア人(ボシュニャク人)、セルビア人、クロアチア人という主に3つの民族が暮らしてきた歴史が、サラエボの景観にも自然に表れています。

サラエボの中心部は比較的コンパクトで、旧市街(バシュチャルシヤ)周辺の主な見どころは徒歩で回ることができます。
トラムなどの公共交通機関はちょっとレトロですが比較的整っており、移動に大きな不便を感じることは少ないでしょう。

観光向けに分かりやすく整えられた場所もありますが、街全体は今も人々の暮らしが続く場所です。
そのコントラストこそが、サラエボの街歩きを印象深いものにしています。

こんな人にサラエボはおすすめ

イスラム文化とヨーロッパ文化が混ざり合った、独特な雰囲気を楽しみたい人にサラエボは向いています。

多民族国家であるボスニア・ヘルツェゴビナの中でも、サラエボでは人との距離が近く、温かい空気を感じることが多いでしょう。

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中欧・バルカンの首都を歩いて感じること

ブダペストのドナウ川沿いを走る黄色いトラム2番。ブダペストらしいエレガントな建物の前を走っている
ブダペストの日常風景
ドナウ川沿いを走るトラム2番は、観光客にも地元の人にも親しまれています

ブダペストを拠点に周辺国の首都を訪れてみると、地理的には近くても、街の空気感やリズムは本当にさまざまだと実感します。

華やかで観光色の強い首都もあれば、落ち着いて暮らしやすさを感じる街、歴史や文化が静かに積み重なっている首都もあり、それぞれ異なる魅力をもっています。

本宮愛栞(もとみや あいか)

首都同士の距離が比較的近く、移動に時間を取られすぎずに、街ごとの雰囲気の違いを体感できるのは、この地域ならではの面白さだと感じます。

中欧やバルカン半島の旅を計画している方にとって、この比較が行き先選びのヒントになれば嬉しいです。
みなさんもぜひ、自分なりの“お気に入りの首都”を見つけてみてください。

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