【世界の絵本をお土産に!】ハンガリーの可愛い絵本&書店ガイド

ハンガリーの絵本をずらりと並べた様子

可愛いものが好きな方は、
海外旅行のお土産に【絵本】を選んでみませんか?

言葉がわからなくても、絵本ならある程度ストーリーがつかめるし、
最近ではスマホをかざすだけで翻訳もできるので、絵と物語の両方が楽しめます。

りり

普段見慣れない文字の並びが面白いです。
アルファベット以外の文字を使っている国なら、
ユニークな文字自体も楽しめますね!

実は先日、イタリア旅行の最中に「バーバパパ」の絵本を探していました。

イタリアで見つけたバーバパパの絵本と、本屋さんのショーウィンドウの様子
南イタリアのレッチェで見つけたバーバパパの絵本

ハンガリーではほとんど販売されていないバーバパパ。
イタリアでもすぐには見つからなかったのですが、4軒目の本屋さんでとうとう発見!
苦労した甲斐もあり、本屋めぐりの思い出とともに、素敵なお土産になりました。

りり

旅先で購入した絵本は、いいお土産になるかも!と、
その時に実感。

そういえば「はらぺこあおむし」の絵本が好きで、
海外旅行のたびに集めている友人もいます!

海外の絵本って、時々、キャラクターがすごく濃かったり、
絵本のタッチが個性的だったりしますよね(笑)。

そんな中でも、ハンガリー在住の私が「これならおすすめ!」と思う、
日本人の好みに合いそうな素敵な絵本を、いくつかご紹介します。

ブダペストの観光絵本「Brúnó bemutatja Budapestet」内の、市民公演のヴァイダフニャド城の様子
「ブルーノーのブダペスト案内」には、ブダペストの観光名所がずらり!
市民公園のヴァイダフニャド城の風景

日本語に訳されている作品もあるので、
かわいいものが好きな方、本屋めぐりが好きな方、
そしてハンガリー旅行の予定がある方も、ぜひ参考にしてください🎉

【旅の指さし会話帳】

かれこれ20年くらい前に私も持っていたので、懐かしい!!と思わず表紙に見入ってしまいました。

かわいいイラストと共に、旅に便利な単語やフレーズが盛り込まれています。

ハンガリー旅行のお供にいかがですか?

この記事を書いた人

りり / 旅で感じたことを、誰かのヒントに。

🌏 ブダペスト在住19年。世界50カ国以上を旅した1人旅好き。
🏝️ インド・暖かい国・マイナーな国や地域に惹かれがちです。
🛍️ ハンガリーのお届け代行サービスを始めました。
  詳しくはこちらからご覧ください

「これ、誰かの役に立つかも」と思ったことや、「旅人の視点で見るブダペストの情報」をブログで発信しています。
お問い合わせはお気軽にどうぞ!

目次
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ハンガリーで出会える!可愛い絵本たち(マレーク・ベロニカさんの作品)

絵本「ボリボン、たびにでる」で、ヨットで湖を渡る動物たち
クマのボリボンが、動物たちと旅にでます

息子が0歳の時に、ハンガリーのベビー用品店で偶然手に取ったのが、
「Boribon utazik(ボリボン、たびにでる)」という絵本。

愛らしいクマと動物たちの絵本に、一気に心をつかまれました!

絵本「ボリボン、たびにでる」の表紙。何度も読んだので表紙がボロボロ
表紙がボロボロになるくらい、何度も読んだ家族のお気に入りです

“ボリボン”シリーズの作者、マレーク・ベロニカ(Marék Veronika)さんは、
ハンガリーを代表する絵本作家のひとりです。

その作品のいくつかは日本語にも翻訳されており、日本の読者にも支持されています。

りり

日本人にも親しみやすい、優しいタッチの絵が印象的!

絵本「ボリボン、たびにでる」で、ボリボンと仲間たちがアンニパンニに出会うシーン
山で待っていたアンニパンニと合流するシーン
ハンガリー語の「ボリボン、たびにでる」は、1冊2,000フォリント(約800円)程度です

日本語版では「ボリボン」は“ブルンミ”という名前になっていて、
“アンニパンニ”という女の子と一緒に、心温まる日常が描かれています。

ブルンミとアンニパンニの絵本は、こちらから購入できます!

おそらく、マレーク・ベロニカさんの作品の中でも、
日本で一番有名なのが「ラチとライオン」。

絵本「ラチとライオン」の表紙
ハンガリー語の「ラチとライオン」
お値段は2,500フォリント(約1000円)程度です

こわがりで自信がなかった少年ラチが、ある日現れた小さなライオンと出会い、
少しずつ勇気をもてるようになる物語です。

絵本「ラチとライオン」でラチがライオンとトレーニングをしているシーン
ライオンと一緒にトレーニング!ラチの体はどんどん強くなっていきます

優しい色づかいのイラストと、シンプルで深いストーリーが印象的で、
子どもにも大人にも愛され続けている作品です。

絵本「ラチとライオン」でラチがライオンを打ち負かした時のシーン
少しずつ強くなっていったラチは、ついにライオンに勝つ日がやってきます

こちらも日本語に翻訳されており、
レビューでも高評価を得ている人気作。
気になった方はぜひ手にとってみてください!

その他にも、
身なりに無頓着でちょっと乱暴な女の子が、
森のハリネズミたちとの出会いを通して成長していく「もしゃもしゃちゃん」。

自然の中で暮らすどんぐりの男の子「キップコップ」の小さな冒険を描いた物語など、
心あたたまる素敵な作品があります。

書店Libriにあるマレーク・ベロニカの作品コーナー
ブダペストの本屋さんにあった、マレーク・ヴェロニカ作品のコーナー

ハンガリーの書店に立ち寄るチャンスのある方は、絵本コーナーで探してみてくださいね!!

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ブダペスト観光がギュッと詰まった絵本
「ブルーノーのブダペスト案内」と、そのシリーズ本!

ブダペストの観光絵本「Brúnó bemutatja Budapestet」の表紙

「ブルーノーのブダペスト案内」(Brúnó bemutatja Budapestet)は、
ハンガリーの人気絵本作家のバルトシュ・エリカさんによる、
ブダペストを舞台にしたガイドブック風の絵本です。

りり

バルトシュ・エリカさんは建築学科出身!
建物の描写が本当に細かくて、見応えがあります。

ブダペストの観光絵本「Brúnó bemutatja Budapestet」のブダ白からの風景
ブダ城から見るドナウ川と街の風景
手前がくさり橋で、奥がマルギット橋、対岸には国会議事堂も見えます

全200ページ以上あり、重さは約700グラム。
絵本というより「観光図鑑」といったボリューム感で、読み応えたっぷりです。

主人公の男の子ブルーノーが、街を歩きながら、
ブダペストの観光名所や文化、交通などを楽しく紹介してくれます。

ブダペストの観光絵本「Brúnó bemutatja Budapestet」のオペラ座の様子
国立オペラ座の中の様子

この本は、娘を出産後に通っていたマッサージセンターで、
担当の女性が「うちの小学生の息子が大好きなんです!」とおすすめしてくれた1冊。
私も本屋さんで手に取って、すぐに気に入って購入しました。

ブダペストの観光絵本「Brúnó bemutatja Budapestet」のペスト側から見るブダ側とドナウ川の風景
ペスト側からみたブダ側の風景

実際に観光した後にこの絵本を見ると、
「ここ行った!」「本当ににこんな風景だった!」と、
再現度の高さにびっくりするかもしれません。

ブダペストの観光絵本「Brúnó bemutatja Budapestet」の橋の紹介のページ。エリザベート橋と自由橋
ドナウ川に架かる橋の紹介もあります
エリザベート橋とくさり橋
りり

ブダペストの街が気に入った方には、
思い出の一冊になること間違いなしです!

ブルーノーが町を紹介するシリーズは、実はこんなにたくさん!

大型書店Libriで見たBrunoがハンガリーを紹介する本のシリーズ
こんなにたくさんシリーズ化されているとは知らず、
私も本屋さんで見てびっくりしました!


ブダペストだけでなく、ブダペスト郊外や、
“ハンガリーの海”バラトン湖周辺の紹介もあります。

りり

お値段は、1冊6,000〜7,000フォリント(約2,400〜2,800円)程度です!

日本では販売されていないので、
ハンガリーに来た際に、本屋さんで実際に手に取ってみてください!

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絵本を探すならここ!ハンガリーの書店事情

ハンガリーの大型書店Libriの児童書コーナーの様子
AlleeショッピングモールのLibri書店内・児童書コーナー

ネット書店の普及等により、ハンガリーでも日本と同じように、書店の数は年々減少傾向。
昔ながらの街角の小さな本屋さんは少なくなり、今は大型チェーン書店が主流です。

ハンガリーでよく見かける、大型チェーン書店
  • Libri
  • Líra Könyvesbolt

大型書店はショッピングモールに入っていることが多く、
児童書や絵本のコーナーも充実して、明るく入店しやすい雰囲気です。

りり

ブダペスト観光で行きやすいショッピングモールは、
・Westend City Center
・Mammut
・Corvin plaza
などです!!

観光のついでに立ち寄って、ハンガリー語の絵本や書籍を見てはいかがでしょう?

大型書店には、ハンガリーのコーヒーチェーン店「Cafe Frei」が併設されていることがあります!

あわせて読みたい
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ブダペストには、子ども向けの本を多く出版しているMóra出版社の直営店の、
Móra Book Pointがあります。

オフィスビルの中にある本屋さんはローカル感が強く、
観光客向けというより、地元の親子や教育関係者が通う“通な空間”という印象です。

Mora book pointの店内の様子。モグラのクルテクの大きなぬいぐるみが印象的
店内はそこまで広くありませんが、絵本の種類は豊富です
セール品もあるのでお見逃しなく!

初めての方には、LibriやLíraのような大手書店のほうが入りやすいかもしれませんが、
ハンガリー語の絵本を深掘りしたい人や、レアな本を探したい人には一度のぞいてみる価値ありです。

ただし、営業は平日のみで、週末はクローズしているのでご注意ください。

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【まとめ】旅先で絵本と出会う楽しみを

ブダペストの観光絵本「Brúnó bemutatja Budapestet」のエリザベート展望台からの景色
ブダの山の上にある「エリザベート展望台」から見る、ブダペストの風景

今回紹介したハンガリーの絵本たちは、
個人的に「すごくかわいい!」と感じるお気に入りで、
日本のみなさんにも、親しみやすい魅力があると思っています。

本が好きな方は、観光のついでにふらっと書店に立ち寄って、
現地の本屋さんの雰囲気を味わってみてはどうでしょう。

りり

海外旅行で見つけた1冊は、
お土産以上の存在になるかもしれません。

ハンガリーで素敵な絵本を見つけた方は
「こんなのもありました」と、ぜひ教えてくださいね。
私も探して読んでみたいです!!

「ラチとライオン」のライオンが、ラチに体操の仕方を教えるシーン
ラチが強くなるために、体操の方法を教えるライオン
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