旅先では、思いがけず小さなトラブルや「困った!」に見舞われることがありませんか?
「薬が欲しい」「夜中に水が切れた」「スマホの画面を割ってしまった」——そんな時にどこへ行けばいいか、一瞬迷ってしまうかもしれません。
この記事では、そんな”困った”を解決してくれる、ブダペストのお店をジャンル別にまとめました。
薬局やドラッグストア、なんでも揃う格安雑貨店、深夜や祝日に頼れる食料品店、壊れ物を直してくれる修理屋さん。
知っておくと本当に助かる場所ばかりです。
最近は「またブダペストに来ました」「1週間滞在します」という、再訪・長期滞在の方も増えてきたように思います。
観光をひと通り済ませて、「暮らすように過ごす」旅をする方にも、今回の記事を役立ててもらえたら嬉しいです🎉
ハンガリーでは、この記事で紹介するお店の多くが祝日にはお休みで、開いているのは24時間営業の食料品店(ABC)や一部の24時間の薬局などに限られます。
旅行前にハンガリーの祝日を確認しておくと、「この日はお店がお休みなんだ」と心の準備ができて、慌てずに旅を楽しめますよ!

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ハンガリーでHolaflyを使って感じたデメリットやメリット、使い方などはこの記事からどうぞ!


本宮愛栞(もとみや あいか)
旧名「りり」でブログを書いてきました。
🇭🇺 ブダペスト在住20年。ハンガリー情報を中心に、旅先の情報も発信中。
🎒 世界50カ国以上を訪問。インドや暖かい国が大好きで、中欧周辺にも愛着あり。
🍀 ブダペストを拠点に、旅と暮らしを行き来するボヘミアンな生活を送っています。
「これ、誰かの役に立つかも」と思ったことや、「旅人の視点で見るハンガリーの情報」をブログで発信しています。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
薬局(gyógyszertár / patika)― 体調を崩した時の駆け込み先

旅行中に思いがけず体調を崩したり、ちょっとした怪我をしてしまうことがありますよね。
私自身、これまでの個人的な旅でも、夫や子どもが体調を崩したりして、スプリットやブドヴァ、グダニスクなど、行く先々の薬局にお世話になってきました。
ハンガリーで覚えておきたいのは、処方箋なしで買える市販薬は、薬局でしか手に入らないということ。
ドラッグストアに頭痛薬や風邪薬は置いていないので、薬が欲しい場合は必ず薬局を探してください。

ハンガリーでは緑色の十字(青や赤のことも)が薬局の目印です!
土曜の午後から日曜にかけてはお休みの薬局が多いので、週末に薬が必要になりそうなら、早めに買っておくのがおすすめ。
ただし、ショッピングモール内の薬局は週末も開いているので便利です。
年中無休で24時間営業の薬局も市内にいくつかあります。
たとえば西駅(Nyugati)近くのTeréz Patikaは年中無休の終日営業で、ブダペスト中心部に泊まっているならまず覚えておくと安心です。

年中無休24時間営業で、夜間は建物左側の小窓口を利用します

白いボタンを押して開けてもらい、時間外料金380フォリントが必要です
Teréz Patikaの平日と土曜日の日中以外は、小道にある小さな窓口で薬剤師さんとやり取りします。
白いボタンを押して窓を開けてもらい、時間外営業の費用として380フォリント(約200円、2026年6月現在)が追加でかかるそうです。
普段はあまり薬を飲まない方でも、頭痛薬や胃腸薬など、基本的なお薬を少し持っていくと、いざという時に安心です。ハンガリー旅行に必要な持ち物をまとめた記事はこちらです。

ドラッグストア(drogéria)― 日用品の補充はここで

シャンプーや化粧品、生理用品、おむつなど旅の「切らした!」をまとめて補充できます
個人的に一番好きなドラッグストアです
旅先では、つい細々したものを忘れてしまうことがありませんか?
私も化粧ポーチを丸ごと忘れてサラエボで化粧品を揃えたり、夫はスプリットで歯ブラシセットを忘れて調達したうえ、日焼けしすぎて火照った肌を冷やすジェルのお世話にもなりました。
こういう「しまった!」を救ってくれるのが、旅先のドラッグストアです。
ハンガリーで代表的なのはドイツ系のチェーンのdm・Rossmann・Müllerなどです。
観光地の近くやショッピングモールにもよくあります。

コスメ・日用品・ベビー用品など幅広く揃い、週末も営業しています
前述した通り、薬は買えませんが、薬以外の日用品はほぼここで揃います。
シャンプーや歯みがき、ボディソープ、化粧品、日焼け止め、生理用品、絆創膏、お菓子や飲み物……旅の途中で切らしがちなものは、だいたい見つかります。
子連れ旅なら、おむつ(pelenka)やおしりふき、ベビーフードといったベビー用品もあるので便利です。

ヴァーチ通りに大きな店舗があります
Müllerは少し毛色が違って、コスメや日用品に加えて文房具・おもちゃ・雑貨まで置いている“ちょっとした何でも屋”。
お土産やちょっとしたプレゼントを探す時にも使えます。
なんでも揃う格安雑貨店(Diszkont)― 困った時の”とりあえず”はここで

電源プラグや充電ケーブルなど旅の「忘れた!」をきっと解決できます
ブダペストの街を歩いていると、衣類から日用品、おもちゃ、文房具まで所狭しと並んだ小さな雑貨店をよく見かけます。
日本でいう100円ショップや雑貨ディスカウント店に近い、なんでも揃う格安ショップ。
現地ではこういう店をまとめて「kínai bolt(中国人の店)」と呼んでいますが、実際はベトナム人が切り盛りしていることも多いです。

店先に出ているのは「Diszkont(格安店)」や「Vegyeskereskedés/Vegyesbolt(よろず屋)」の文字。
お店の壁には、洗剤やシャンプー、お菓子、電球、目覚まし時計、下着や靴下まで、商品の写真が貼り出されていてわかりやすいです。
Google Mapsで「Diszkont」や「Vegyesbolt」と入れて検索してみてください。
店内はごちゃごちゃしていますが、そんな雑多な雰囲気も面白い(!?)です。
旅行者にとってありがたいのが、その品揃えの多さです。
電源の変換プラグ、スマホの充電ケーブル、子どものおもちゃ、安い傘、スリッパ、文房具など「現地で急に必要になった」ものが、たいてい見つかります。

以前、南イタリアのレッチェを旅した時、美しい教会や街並みに子どもたちがすっかり飽きてしまったことがありました。
そんな時、アジアの方が切り盛りしている雑貨店でお手頃な値段の粘土やスライムを買ったら、宿に戻ってからもしばらく夢中で遊んでくれて、本当に助かりました。
こういうお店では、カップ麺やアジア系の食材・調味料が置いてあることも多いので、長い滞在でちょっとアジアの味が恋しくなった時に覗いてみるのもいいと思います。

商品の写真が壁に貼り出されていてわかりやすいです
祝日・深夜に頼れる小さな食料品店(éjjel-nappali / non-stop)

飲み物・食料品・日用品が24時間手に入ります
ミネラルウォーターやお菓子を買いたいけれど、祝日や夜遅くに大型スーパーがしまっている時、救ってくれるのが、街角の小さな24時間営業のお店です。
ハンガリーでは小型の食料品店を「ABC」と呼び、夜通し開いている店には「éjjel-nappali(昼も夜も=24時間)」や「non-stop」と書かれています。
飲み物・お菓子・パン・果物・日用品まで、ひととおり揃う、日本のコンビニのようなイメージです。
ブダペストの中心部でよく見かけるのがRoni ABCやManna ABCといったお店。
前述した格安雑貨店(Diszkont)が24時間営業している場合もあります。
ただし、こうした24時間営業店は大型スーパーに比べると若干割高なので、“切らしたものをサッと買い足す”“深夜にどうしても必要”という時の駆け込み先として利用するのがいいかと思います。

お水やジュース、お菓子も購入可能ですが、18歳未満は入店不可です
似た見た目の小さな店に「dohánybolt(タバコ屋/Nemzeti Dohánybolt)」があります。
名前のとおりタバコ専門店ですが、お水やジュース、お菓子も置いているので「ちょっと飲み物だけ」という時には便利。
ただし、18歳未満は店内に入れないので、家族旅行の場合はご注意ください。
時間に余裕がある場合は、スーパーで買い物をした方が少しお得です。スーパーで買える気取らないお土産について、こちらの記事にまとめてみました。

壊れた時に駆け込む「修理」スポット
スマホの修理(telefonszerviz)

画面割れなど部品があれば、当日中に対応してもらえることもあります
地図も翻訳も写真もスマホ頼みの現在、旅先でスマホにトラブルがあると頭が真っ白になってしまいますよね。
ブダペストなら、意外と早く直してもらえることがあります。
私自身、数ヶ月前にスマホの背面ガラスを割ってしまったのですが、Westendショッピングモールの中にあるiSamurai iPhone Szervizという店に持ち込んだら、なんと3時間で直してくれました。
夫のスマホを水没させてしまった時も、Corvin negyedにある修理店Mobeeに夜に預けて、翌日には復活。
混み具合や部品の在庫にもよりますが、タイミングが合えば、ブダペスト滞在中に直して受け取れるかもしれません。
Google Mapsでキーワードは「telefonszerviz」または「mobilszerviz」と入れて検索して、レビュー評価の高いお店にいってみてください。
ショッピングモールに入っていることも多いです。
スマホ自体のトラブルはなくとも、海外旅行用のeSIMがつながらずに困っていませんか?
普段からeSIMを使っている私が、チェック項目をまとめたのでぜひ参考にしてください。

靴やファスナーの修理(Mister Minit/cipészなど)
※ファスナー修理は時間がかかりがち

靴のかかと修理はその場で頼めます
旅先で地味に困るのが、靴のヒールが取れた、カバンのファスナーや肩紐が壊れた……といったトラブル。
でも、ブダペストにもちゃんと駆け込み先があります。
靴のトラブルで手軽なのは、ショッピングモールに入っているMister Minit(ミスターミニット)。
日本でもおなじみの、あのミスターミニットと同じブランドで、もとはベルギーで生まれたチェーンなんだそう。
街なかで探すなら「cipész(靴修理屋)」や「cipőjavítás(靴修理)」の看板が目印です。

洋服やカバンのファスナー交換はMister MinitやVarroda(お直し屋)でお願いできるのですが、私が数軒回った限りでは、どこも修理に1週間くらいかかるとのことでした。
すぐに直してもらうのは難しそうですが、長期滞在する方は利用を検討してもいいかもしれません。

洋服のファスナー交換をしてくれるそうですが、問い合わせをした時はお客さんからの依頼が多く、10日ほどかかってしまうと言われました
カバンのファスナーは、ここでは修理できないそうです
まとめ |「どこに行けばいい」を知っておく安心

ドイツの大手PHOENIXグループが展開するブランドで、ハンガリーをはじめヨーロッパ各国にあります
路面店の薬局は土曜日の午後と日曜日はクローズしていますが、ショッピングモールの薬局は開いています
旅先での小さなトラブルは、その場ではつい焦ってしまうもの。
でも「どこに行けばいいか」さえ分かっていれば、たいていのことは何とかなります。
薬局、ドラッグストア、格安雑貨店、24時間の食料品店、修理屋さん——今回ご紹介したブダペストで見つかるお店は、いざという時にあなたの旅を支えてくれる存在です。
連泊・長期で滞在される方は、ぜひ宿の近くのお店をいくつか見つけておいてください。
それがきっと、”暮らすような旅”を、もっと身軽で快適なものにしてくれるはずです。
今回の記事が、みなさんのブダペスト滞在のお役にたてば嬉しいです。
滞在先を選ぶ段階なら、エリアごとの雰囲気や便利さをこちらの記事にまとめているので、参考にしてみてください。


