インドが大好きすぎて、気づけば14回訪れていました。
その旅の記録は別の記事にまとめましたが、今回は「どうしてそんなにインドが好きなのか」を改めて考えてみました。
動物が自由に行き来する道路や町の中、学生時代に憧れた小説「深夜特急」に出てきそうな年季の入ったバス、道端でいただくスナックやチャイ、エネルギッシュな人々との出会い、などなど……。

年季の入り具合がたまりません
この区間は5時間程度走ったように記憶しています

おじさんが豪快に注いでくれるチャイは格別でした
生まれ育った日本や今住んでいるハンガリーとはまったく違う、そんな非日常の世界が私を何度もインドへ引き寄せます。
今回の記事では、私がインドを好きな理由を正直に語ってみました。
インド旅行を計画中の方や、価値観が壊れる冒険の旅に出てみたい方は、ぜひ最後までご覧ください🎉

床に座って食べるスタイルのお店もいい感じ
カルナータカ州のハッサン周辺で、ドライバーさんに連れて行ったもらった定食屋さんの様子
世界190か所の目的地で利用可能、そのうち、120か所では無制限のデータ通信プランを提供中!
日本語で24時間、オンラインチャットやLINEで問い合わせできます。
1日500MBまでデザリング機能の使える地域も拡大中、多くの目的地で1日単位のプランを購入可能です。
快適な海外旅行のお供に、HolaflyのeSIMをぜひどうぞ!このリンクから申し込みすると、5パーセントオフになります!

ハンガリーでHolaflyを使って感じたデメリットやメリット、使い方などはこの記事からどうぞ!


本宮愛栞(もとみや あいか)
旧名「りり」でブログを書いてきました。
🇭🇺 ブダペスト在住20年。ハンガリー情報を中心に、旅先の情報も発信中。
🎒 世界50カ国以上を訪問。インドや暖かい国が大好きで、中欧周辺にも愛着あり。
🍀 ブダペストを拠点に、旅と暮らしを行き来するボヘミアンな生活を送っています。
「これ、誰かの役に立つかも」と思ったことや、「旅人の視点で見るハンガリーの情報」をブログで発信しています。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
動物と出会うのが日常

近くにいる人に聞いたら、10分くらい前に生まれたばかりだと教えてくれました
動物が大好きな私にとって、インドは歩いているだけで楽しい国です。
どこへ行っても様々な動物と出会えて、旅のたびに心が上がります。
やっぱりどこにでもいるのが牛。いつもゆったりとした表情で、見ているだけで癒されます。
ジャイサルメールの路上で生まれたばかりの子牛に出会った時は、特に感動しました。


軒下で雨宿りする姿がかわいかったです
道路にもさまざまな動物が現れますが、ウダイプール近郊でラクダの大行進に遭遇した時は思わず声が出ました。
子どもや荷物を乗せたラクダの列が延々と続き、大人たちはその隣を黙々と歩いていました。

インドの道路は何が現れるかわかりません
サルもいたるところにいて、母ザルが子ザルを愛おしそうに抱っこしている姿にはいつも感心させられます。
ただ、過去に噛まれた経験があるので、むやみに近づかないよう気をつけています。

犬もたくさんいて、子犬を連れた家族連れは微笑ましい限り。
一方、私が大好きな猫は犬の多さのせいか数が少なく、時々出会えるとものすごく嬉しいです。


インドで猫と出会えたらラッキーです
野生のゾウや道路を悠々と歩くゾウに出会ったこともあります。
ゾウに乗って観光したりできるのも、インドならではの経験です。

プッタパルティでみたゾウも、しっかり飼い慣らされていて驚きました
それ以外にも、ブタ、イノシシ、ヤギ、ヒツジなどにも出会え、インドはまさに動物天国です。
インドの自由すぎる乗り物事情

インドの乗り物事情は、毎回「おーすごい!」と声が出てしまうことの一つです。
バスの屋根に大勢の人が座っていたり、子ども4人を乗せたお父さんのバイクだったり、女性がサリー姿でバイクに横座りしていたり。写真に収めきれなかった光景も数知れず。

安全運転お願いします!
オートリキシャにはそもそもシートベルトも扉もないので、しっかり捕まって自分を守るしかないですね。
このエネルギッシュな感じが、たまらなく好きです。

アグラからデリーへ向かう道路で見たオートリキシャ
ウッタラーカンドを旅している最中、乗っていた送迎車の調子が悪くなり、ヒッチハイクしたトラックの荷台に乗せてもらったことがありました。
雪のせいで座る場所は濡れていて、乗り心地も良くありませんでしたが、最高に楽しかった思い出の1つです。
インドの「自由な乗り方」を、気づけば私自身も存分に楽しんだ瞬間となりました。

他に乗車していた人に写真を思わず撮ってもらいました
年季の入ったバスや電車で旅する

乗り込む前から車内はすでにぎゅうぎゅうのバス
小説「深夜特急」の世界を体感できるのが、現地のローカルバスや普通列車です。
「こんな見た目がボロボロの乗り物で大丈夫かしら…」と最初は少し心配でしたが、慣れてしまえばこっちのもの。
インド国内の移動は当たり前に9〜10時間かかったり、座席はお世辞にも快適とは言えないことが多いですが、それも旅の一面として楽しめてしまうのが不思議です。

車内は移動する人たちの生活感にあふれていて、話しかけられたり、子どもたちにじっと見つめられたりして、旅している実感が体中に広がっていきます。

この区間は緑が生い茂る景色も美しかったです
所要時間は2時間程度で慣れたものです
日中の列車や寝台列車で何度も移動しましたが、車窓からの景色や車内で食べるスナックなど、旅人冥利に尽きる、とはまさにこのことだと思います。

窓から吹き込む風と山岳の車窓が最高でした
バスターミナルや道端でいただくスナックとチャイ

ジャガイモのコロッケにいろんな味のソースがクセになります
インドを旅していると、バスターミナルや道端にある屋台が気になって仕方がなくなります。
衛生面が心配という方も多いかと思いますが、お腹が強くて食いしん坊な私は、色々と美味しいものを食べてきました。
長距離バスで移動していると、途中の休憩所でバスが停まり、乗客たちが一斉に屋台へ向かいます。
そこで食べるチャパティとダル、揚げたてのサモサやヴァダは、どこで食べてもおいしいです。

素朴だけど旅の途中の温かい食事がありがたいです

サモサで小休憩
バスターミナルだけでなく、道端の屋台も見逃せません。
プリーの屋台で食べたポテトコロッケとひよこ豆のスナックは、入っていた葉っぱのお皿にも感動しました。

果物の切り売りもよく見かけます。
タンジャーヴールでは路上のおじさんがジャックフルーツをその場で切り分けて売っていて、その様子にびっくりして思わず写真撮影。

甘くてみずみずしい果肉がおいしかったです
ティルチラーパッリでは機械でぎゅっと絞ってくれるサトウキビジュースを飲みました。
ヤシの実のジュースは、インド各地で気軽に飲めるのが嬉しいです。

暑いインドの旅の最高のご褒美

白いココナッツの果肉がどれくらい入っているかは、割ってみてのお楽しみです
そして、インドといえばチャイ。
1日何杯でも、お店を見つけるたびにほっと一息つきたくなってしまいます。
インドの北から南まで、いろんな場所でチャイを飲んできたなぁ…と、チャイと一緒に思い浮かぶ風景もたくさんあります。
道端のスナックとドリンクで旅をつないでいく——それもインド旅行の醍醐味のひとつです。

何を食べても美味しいインド料理

ここの食事は予想以上に美味しくて感動しました
インド料理は本当に大好きで、どこで食べても「失敗したなぁ」と思うことがほとんどありません。
一番ワクワクするのは、丸いお盆にいろいろな料理を盛ってもらう定食スタイルの「ターリー」。
小皿をいくつもつまみながら食べるのが好きな日本人にも、ぴったりはまるスタイルです。

パニール、チャナ、ダール、チャパティ、ライタなどが並びます
豪華なターリーだけでなく、シンプルなターリーでも本当に素晴らしいご馳走です。

スタッフがテーブルを回りながら何度でもよそってくれる「おかわり自由」スタイルのお店では、「バス!バス!(もう十分です!)」とやりとりしながら食べるのが楽しいです。
床に座って食べるお店もあって、食事そのものが体験になります。

おなかいっぱいになるまで食べられます
南インドに来ると、バナナの葉の上に食事が盛られているだけで、なんだか嬉しくなります。
バナナの葉には抗菌作用があり、食事の香りもほんのり移るため、南インドでは古くからお皿として使われてきたそうです。


南インドの典型的な料理、ドーサ、イドゥリ、ヴァダなどは最初すぐには馴染めませんでしたが、食べるほどにクセになっていきました。

パリパリの食感とサンバル・チャツネの組み合わせがやみつきになります

サンバルとチャツネにつけて食べると、何個でも食べられてしまう。
インド北部のラダックでバターをたっぷり入れたお茶を勧められたときは正直驚きましたが、よく考えればミルクや生クリームを入れるのと大きく違わないかもと思い、その後は何度もいただきました。
高地での栄養補給として昔から根付いた習慣だと知り、なんだか納得です。

シッキムやダラムサラでは、チベット・ネパールの影響を受けた料理に出会え、なんだかほっこりした気分になります。
写真には残せませんでしたが、蒸し餃子の「モモ」などが有名で、インドにいながら異なる食文化を楽しめるのがおもしろいところです。

チベット・ネパールの影響を受けた素朴な味わいです

インドにいながらチベットの味を楽しめました
グジャラートではスパイスを練り込んだ薄焼きパン「テープラ」が名物。
地域ごとにまったく違うローカルフードに出会えるのも、インド料理の尽きない魅力です。

スパイスを練り込んだ薄焼きパンで、チャツネとの相性もよかったです
旅先で出会う人々

インドの南端カーニャークマリを訪れたとき、修学旅行生の集団やインド人観光客にに囲まれてしまったことがあります。
「写真を撮っていいですか?」と次々とカメラを向けられ、まるで芸能人のような気分に。
外国人観光客が少ない場所では、私のような旅行者が珍しい存在なのだと気づいた瞬間でした。

真剣な表情がなんともかわいらしです
コミュニケーションの一環で「写真を撮って!」と子どもたちや若者が自然と寄ってくることも多いです。
ハンピの遺跡で出会った子どもたち、オームカレーシュワルの商店の青年たち、ダーラースラムの女の子たち…気づけば旅先での出会いの写真がたくさん集まっていました。


ラジコットで子犬たちと遊んでいたら、思いっきり牛のフンを踏んでしまったことが。
近くにいた男性がすかさず手押しポンプで水を出して足を洗うのを手伝ってくれたのを、写真をみて思い出しました。

言葉が通じなくても優しさが伝わります
ジュナーガドゥの階段井戸では赤ちゃんを抱いたお母さんたちと一緒に写真を撮ったのもいい思い出です。
普段は人見知りで自分から声をかけるタイプではないのですが、インドではなぜか緊張せずに人々と自然に接することができるのが不思議です。

やっぱりインドが好き

動物が道を歩き、乗り物は自由で、バスは年季が入っていて、道端にはスナックとチャイ屋があって、食事はどこで食べてもおいしくて、旅先では人々が声をかけてくれる。
改めて書き出してみると、インドの魅力は「観光地」よりも「日常」の中にあるんだなと気づきます。
独身時代に自由にインドを旅して回れたのは本当に幸運でした。
次にインドを訪れる時は、どんな様子になっているかを体験するのも楽しみです。
インドのどこへ行くか迷っている方は、州別にまとめた記事もあわせてご覧ください。
あなたの「好きなインド」が見つかるヒントになれば嬉しいです。


