【インド旅行】好きすぎて14回行った私が、王道から穴場まで州別にまとめてみた

インドのハンピを旅行中、出会った大家族と記念撮影

インドは、50カ国以上を旅してきた私が、気がついたら一人旅で14回も訪れていた国です。

行くたびに「インド大好き!もっと違う場所も覗いてみたい!」という気持ちが膨らみ、2011年から2016年にかけて定期的に通っていました。

「インド」と一言で呼んでいいのかわからないほど、東西南北、まったく異なる顔を見せる国ですが、どこへ行っても旅人を受け入れてくれる懐の大きさを感じます。

実際に訪れた州や連邦直轄領を数えてみたら20エリア。
それらを今回の記事でまとめて、特に好きな南インドからご紹介することにしました。
詳細情報はかなり省略しましたが、画像をさらっと眺めるだけでも、州ごとの違いや魅力がきっと伝わると思います。

インドが大好きな方も、インドのどこへ行ったらいいか迷っている方も、インド愛に溢れる旅人の記録を、気軽に読んでいただけたら嬉しいです🎉

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ハンガリーでHolaflyを使って感じたデメリットやメリット、使い方などはこの記事からどうぞ!

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本宮愛栞(もとみや あいか)
旧名「りり」でブログを書いてきました。

🇭🇺 ブダペスト在住20年。ハンガリー情報を中心に、旅先の情報も発信中。
🎒 世界50カ国以上を訪問。インドや暖かい国が大好きで、中欧周辺にも愛着あり。
🍀 ブダペストを拠点に、旅と暮らしを行き来するボヘミアンな生活を送っています。

「これ、誰かの役に立つかも」と思ったことや、「旅人の視点で見るハンガリーの情報」をブログで発信しています。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。

目次
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南インド

ケーララ

ケララのバックウォーターに浮かぶハウスボートとヤシの木の緑が水面に映る穏やかな風景
ヤシの木が水面に映るケーララのバックウォーター
1人でハウスボートを貸し切るのは贅沢かな…と思いつつ、思い切って乗ってみて本当によかったです

📍 訪れた場所:Kochi, Munnar, Kumarakom, Varkala, Kovalamなど

緑が濃く、バックウォーターと呼ばれる水路が縦横に広がり、独特の景観が美しいケーララ。美しいビーチも多いです。
識字率や女性の教育水準が高く、インドの他の地域とはどこか異なる開放的な空気が感じられます。

2011年には長年憧れていたハウスボートに1人で泊まり、静かな水面をゆっくり進んで景色を眺めたり、手作りの料理をボートでいただく時間は格別でした。

ケララのバックウォーターを行くハウスボート、船頭さん、伝統的なケララランチ、チャイとパイナップルのおやつタイム
ケーララのバックウォーターをハウスボートで巡る旅
船上でいただく食事もおやつも、なんだかいつもより美味しく感じました

コヴァラムやヴァルカラなどのビーチ沿いの町の開放的な空気感や、コチ(コーチン)の西洋とインドがミックスされた雰囲気もとても大好きです。

コチの北側に素敵な宿を見つけて、4回も宿泊しました。
滞在中は小さなボートでバックウォーターを旅したり、紅茶の産地として有名なムンナルなどへ日帰り旅行をしたり、料理の作り方を教えてもらったり、さまざまな楽しみ方があります。

ケララバックウォーターを行く小型の木造舟
小舟ですすむバックウォーターも楽しいです
ケララ州アティラピリーの滝と地元の子どもたち
アティラピリーの滝は「インドのナイアガラ」と呼ばれることもあるそう
地元の観光客がたくさん訪れていました

インドの中でもケーララ州は本当にお気に入りの州の1つです。

大好きなホームステイ、Shravanam Greensの情報はこちらにまとめました。

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タミル・ナードゥ

スリランガムのカラフルなゴープラムと寺院内の地元の家族
極彩色のゴープラムが青空に映える、スリランガムの大寺院
地元の人たちがお参りに訪れていました

📍 訪れた場所:Mahabalipuram, Pondicherry, Chidambaram, Kumbakonam, Tanjore, Tiruchirappali, Kanyakumari など

古来のヒンドゥー文化が色濃く残る、かなりディープな州。
観光客ずれしていない地域も多く、飾らない雰囲気の中で旅ができるのが最高で、タミル・ナードゥの旅は本当に忘れられません。

ティルチラパッリの旧市街にそびえるロック・フォートと、その麓に広がる賑やかな市場の風景が圧巻でした。
ぼったくる人などもいなくて、店の人と会話しながら買い物を楽しめたのも印象的です。

ティルチラパッリのロック・フォートを望む市場の通りと巨岩を登る様子
町の真ん中に岩山がそびえ立つ独特な風景
麓の商店でフルーツを食べたり、砂糖きびをしぼってもらったり、人々との交流が楽しい町でした

タンジャーヴールにある世界遺産ブリハディーシュヴァラ寺院は、11世紀チョーラ朝の傑作。
他の南インドの寺院のようにカラフルでないのが、逆に印象に残っています。

タンジャーヴールの世界遺産ブリハディーシュヴァラ寺院のゴープラムとヴィマーナ
11世紀チョーラ朝の最盛期に建てられた世界遺産、ブリハディーシュヴァラ寺院

タミル・ナードゥ州の中部は特に外国人観光客も少なく、素朴で親しみやすい人が多かったです。
地元のバスで乗り合わせた人たちや、立ち寄った商店などでフレンドリーに話しかけてくれた地元の人たちとの出会いが、旅の思い出になっています。

タミル・ナードゥ中部の地元バスで出会ったおばちゃんたちと、商店で話しかけてくれた地元の人たち
バスでは前の方に男性、後ろの方に女性が座っていることが多かったです
何度か通って仲良くなったお菓子屋さんの店員さんたち

一方、海沿いのマハーバリプラムは外国人観光客も多いエリアで、英語が通じる宿やレストランも充実していました。
7世紀のパッラヴァ朝時代に作られた岩窟寺院や一枚岩の彫刻群は見どころたっぷり。

マハーバリプラムのパッラヴァ朝時代の岩窟寺院群「五つのラタ」と一枚岩の彫刻
雨の中、7世紀のパッラヴァ朝が残した神殿などを見学
つるりとした感じの岩の建物は見ごたえたっぷりです

フランス領だったポンディシェリーはおしゃれな雰囲気で、レストランではワインを飲めたり、素敵なブティックがあったりと、ディープなインド旅の途中でホッと一息つけました。

ポンディシェリーのフランス風レストランでのワインとブティックでのショッピング
フランス領だった面影が残るポンディシェリー
インドではない国にいる気分すらしました

カルナータカ

ハンピの寺院で出会った地元の家族と記念撮影
ハンピで観光中に、何度も遭遇した大家族
寺院内で記念撮影

📍 訪れた場所:Bengaluru, Mysore, Hassan, Hampi, Hubli, Badami, Aihole, Pattadakalなど

カルナータカ州で、何といっても一番印象に残っているのはハンピ。
ユネスコ世界遺産に登録されたヴィジャヤナガル帝国の遺跡で、巨大な岩の間に無数の寺院や宮殿跡が広がる景観は圧倒的でした。

ハンピの丘の上から見下ろすヴィジャヤナガル帝国の寺院遺跡群
かつてヴィジャヤナガル王国の都として栄えた寺院群が、広大な岩山の中に広がる風景は迫力満点です

ハンピならではの乗り物は、コラクルと呼ばれる竹と葦で編まれた丸い籠舟で、一寸法師になった気分を味わえます。
一人で貸し切って移動して楽しすぎました。

ハンピのタングバドラ川を丸い籠舟コラクルで渡る。奇岩の丘が広がる世界遺産の風景
私は1人で乗りましたが、15人くらいで乗っている籠船もあってびっくりしました

当時宿泊した宿はなくなってしまいましたが、田んぼや椰子の木に囲まれたのんびりとした雰囲気の宿で、緑を眺めながら過ごしました。
川のほとりに自由な旅人たちが集まる雰囲気も大好きで、ハンピにはまたいつか訪れたいと思っています。

ハンピの川沿いのカフェとバナナの葉に盛られた食事
川沿いにあるレストランの様子
長期で滞在している欧米人も多いようです

外国人観光客が比較的少ないバーダーミ、アイホーレ、パッタダカルでは、6〜8世紀に栄えたチャールキヤ朝の古代寺院群を見学。
バーダーミの洞窟寺院で貴重品の入ったカバンを猿に奪われてヒヤリとしましたが、地元の人が取り返してくれました。

バーダーミの洞窟寺院から見下ろす湖と街並み、石段に座る猿
お菓子を盗んだりして、人間を困らせているサルがたくさんいました

ハッサンで車をハイヤーした時には、運転手さんの家族や親戚に会わせてもらうというローカルな体験も。
親戚のお宅では腕にヘナを施してもらったのも素敵な思い出です。

ハッサンで車のドライバーの家族・親戚と室内で記念撮影
運転手さんの家族に会いました

かつてマイソール王国の都として栄えた街のシンボル、マイソール宮殿のライトアップには圧倒されました。

約10万個の電球で夜空に輝くマイソール宮殿のライトアップ
マイソール宮殿のライトアップ
翌日、現地の動物園にも遊びにいって、小さな猿などかわいい動物をたくさん見ました

アーンドラ・プラデーシュ

丘の上から望むヴィシャーカパトナムの海岸線とベンガル湾
ヴィシャーカパトナムの海岸線
あいにく曇っていましたが、この景色が見たかったので訪れてよかったです
素朴な人たちとの素晴らしい出会いがありました

📍 訪れた場所:Visakhapatnam, Arak, Puttaparthiなど

どこかで見たビーチの写真が気になり、立ち寄ってみたヴィシャーカパトナム。
外国人観光客はほとんどおらず、素朴でぼったくり精神のまったく持たない地元の人たちとの交流が記憶に残っています。

ヴィシャーカパトナムのビーチでとうもろこしを売る露店とお祭りのような夕暮れの雰囲気
海沿いはお祭りのような賑わいでした
インド人で水着を切る人は見たことがなく、みなさんサリーや洋服のまま海に入っていきます
でも、この日は11月で海を見ているだけの人が多かったです

夕暮れのビーチには屋台が並び、露店で買ったとうもろこしを食べたり、海軍の退役潜水艦を公開している博物館に入ったり。
ホテルのスタッフのみなさんも親切で楽しい滞在になりました。

山岳鉄道で山間部のアラクへも行き、車内で隣り合った親子とや他の乗客も交えて、カードゲームなどで盛り上がりました。

アラクへ向かう電車の中で出会った地元の親子
アラクへ向かう電車にて撮影
女の子はまだ小学生低学年ですが、英語がすごく上手でした

アラクではボッラ鍾乳洞を見学した後、案内してくれたタクシーの運転手さんの自宅へお邪魔することに。
お菓子をご馳走になり、集まってきた近所の子供たちと一緒に花火をしたのも忘れられません。

アラク観光のタクシー運転手の自宅を訪問し、近所の子供たちと花火をした
運転手さんに、お母さんと奥さん
近所の子供たちと花火をしました

まったく別の機会に、ハンガリー人の友人に勧められて4回も訪れたのが、サティヤ・サイ・ババのアシュラムがある聖地プッタパルティ。
サイ・ババはすでに他界されていましたが、世界中からの訪問者でにぎわっていました。

プッタパルティのサイ・ババのアシュラム入口に並ぶ参拝者と、日本語で書かれたバーバの言葉の看板
世界中から信者が集まるプッタパルティのサイ・ババのアシュラム
日本語の看板が立っていたり、日本語の著書も安価で販売されていました

アシュラムの外が想像以上に世俗的な雰囲気だったのには少し驚きましたが、これはイスラエルのエルサレムでも感じた「聖地あるある」なのかもしれません。
彼の著書をたくさん読み、特に「Head(知性)、Heart(心)、Hand(行動)」の三位一体の教えは今でも好きな言葉のひとつです。

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西インド

ゴア

ゴアのビーチをのんびり歩く牛と、ヤシの木の下に並ぶビーチシャック
ゴアは南北に長い海岸線で、それぞれにビーチの名前がついています
この画像は北の方のアランボル周辺のビーチだったような
牛がいるのがインドっぽいです

📍 訪れた場所:Panaji, Old Goa, 海岸沿いビーチ各地

「パリピの聖地」というイメージからずっと避けていたゴア。
でも2014年、10年に一度しか公開されない聖フランシスコ・ザビエルの聖体を見られるタイミングに合わせて初訪問しました。

ミイラは想像以上にグロテスクで、思わずひいてしまいましたが、日本人なら誰もが知っている聖人を間近に見たことは今でも誇りに思っています。

10年に一度公開される聖フランシスコ・ザビエルの聖体公開に集まった巡礼者たちと、荘厳な教会内部
10年に一度しか公開されない聖フランシスコ・ザビエルの聖体
初日に訪れましたが、長蛇の列で1時間ほど待った記憶があります

ゴアは450年以上にわたってポルトガル領だったため、州都パナジの一部では、ヨーロッパの下町を歩いているような気分になりました。

パナジのシンボル、無原罪懐胎教会の白いバロック様式の外観と、フォンタイーニャス地区の青いポルトガルコロニアル建築。西洋的な雰囲気
無原罪懐胎教会の白いバロック様式の外観と、フォンタイーニャス地区の青いポルトガルコロニアル建築

11月のビーチはそこまで混雑しておらず、ヤシの木に囲まれたバンガローに滞在したのもいい思い出。
地元の人たちとの交流も楽しかったです。

ヤシの木に囲まれたゴアのビーチバンガローと、緑に囲まれたオープンエアの朝食
1人旅でしたが、毎朝2人分の食事が運ばれてきました
ココナッツのような形のバンガローが可愛らしかったです
ゴアのビーチでヘナタトゥーを施す地元女性と、カラフルな布製品を売るビーチ売り子
手足にヘナタトゥーをしてもらいました

マハーラーシュトラ

エローラ石窟群でインド人女性たちと記念撮影
エローラ石窟寺院にて観光客のみなさんと記念撮影

📍 訪れた場所:Pune, Mumbai, Aurangabad, Ellora, Ajanta, Shirdiなど

学生時代に3週間ホームステイをしたPuneでは、真面目で明るく勉強熱心なインド人の家族と出会い、今も大切な思い出として残っています。
観光ではなく「住んでいた」町なので、あまり写真を撮らなかったのですが、ステイ先のお母さんがつくってくれた飾らない料理がとても好きでした。

プネーのホームステイで食べた朝ごはん。ポハ(ライスフレーク炒め)とサブダナ・キチュディ(タピオカ炒め)
プネーのホームステイで作ってもらったマハーラーシュトラの定番朝ごはん
黄色いポハ(ライスフレーク炒め)やタピオカのサブダナ・キチュディは、レストランでは見かけない料理
素朴で優しい味でした

初めてインドに降り立ってから十数年後、1人で訪れたアジャンタとエローラの石窟遺跡は、遺跡にそこまで興味のない私をも「さすが世界遺産!」とうならせる場所でした。

アジャンタ石窟群の仏教窟内部と断崖に並ぶ石窟の外観(マハーラーシュトラ州・ユネスコ世界遺産)
アジャンタにある断崖を丸ごと彫り抜いた仏教石窟群
内部には精巧な柱と仏塔が並び、人間の信仰心の深さに圧倒されました

アジャンタは断崖に沿って掘られた仏教の石窟群で、鮮やかな壁画とその地形の迫力が印象的。
エローラは仏教・ヒンドゥー・ジャイナ教の石窟が時代順に並び、とにかくどれもスケールが大きく、ただただ圧倒されっぱなしでした。

いずれの遺跡も1000年以上前のもの。石造りの建造物は長く残るのでいいですね。

エローラ石窟群のカイラーサ寺院と象の彫刻。人と比べるとそのスケールの大きさがわかる
一枚岩を丸ごと彫り抜いて造られたカイラーサ寺院
人と比べるとそのスケールの大きさが一目でわかります
入口を守る巨大な象の彫刻も見どころのひとつ

シルディはサティヤ・サイ・ババの前世とも言われるシルディ・サイ・ババの聖地。
プッタパルティよりも圧倒的にインド系の人が多く、ディープな雰囲気で足がすくむほど。
シルディ・サイ・ババの寺院で熱狂的な信者に「早くどいて」と押されたりして、信仰心のある人でも人間のレベルは様々なのだと学びになりました。

ナーシクのゴーダーヴァリー川ラームクンドと巡礼の街並み
シルディから出かけたインドの聖地ナーシクも素敵な場所でした

グジャラート

ラージコットのカバ・ガンジー・ノ・デロでチャルカを回す。ガンジーと母プトリバイの肖像画の前で
ラージコットでは、ガンジーが少年時代を過ごした生家、カバ・ガンジー・ノ・デロを見学しました

📍 訪れた場所:Porbandar, Rajkot, Junagadh (Girnar hill), Kutch, Ahmedabad など

敬愛するマハトマ・ガンジーをより深く知りたいと思い、グジャラートを訪れました。

ガンジーが1869年に生まれたポールバンダルでは、生家を改築したキールティ・マンディルを訪問し、彼が産まれた小さな部屋の前に立ちました。
その後、港の方を散策していたところ犬に噛まれるというアクシデントが発生。以降の旅は、各地で狂犬病の予防接種を打ちながらの移動となりました😅

ポールバンダルのガンジー生誕の部屋とキールティ・マンディルの外観
ガンジーの産まれた部屋
現在の建物は豪華ですが、お部屋は質素な感じでした

アーメダバードのサバルマティ・アシュラムは、ガンジーが独立運動の拠点とし、1930年の「塩の行進」を出発した歴史的な場所。
感動にひたっていたところ、お尻を触ってくる輩が現れ、思わず足蹴りをお見舞いしてしまいました。
非暴力不服従を唱えたガンジーの教えに、まったく従えなかった瞬間です。

アーメダバードのサバルマティ・アシュラムで修学旅行中の学生たちと記念撮影
アーメダバードのサバルマティ・アシュラムで出会った学生のグループと先生たち
学生の団体に遭遇すると、記念撮影大会になるのはインドあるあるです

グジャラートは観光地も充実していました。
ジャイナ教とヒンドゥー教の聖地、ギルナール山へは朝3時半に起床して4時間かけて山頂を目指すことに。
寺院に着いたと思ってサンダルを脱いだら、まだ道の途中。最後の1時間は裸足で歩き続けたのも今ではいい思い出です。
4時間も階段を上り続けてかなり疲れましたが、山頂では達成感に満たされ、さらに無料で食事(プラサード)もいただきました。

ギルナール山の巡礼路で地元女性と記念撮影。急な石段の登山とプラサード
我ながら、すごい信仰心があるわけでもないのに、4時間もかけてよくがんばって登頂したなと思ってます
階段を降りるのに3時間ちょっとかかって、その日はずっと足がワナワナしてました

グジャラートといえば、地平線まで続く白い塩の大地・カッチ大塩原も珍しい風景で外せないスポットです。
周辺にはカッチ地方の伝統工芸品を扱う素敵なお店があって、普段あまり買い物をしない私ですが、牛の首につける大きな鈴を思わず購入。今でも自宅に飾っています。

グジャラートのカッチ大塩原に立つ。地平線まで続く白い塩の大地
白い塩の大地が続くカッチ大塩原は不思議な風景でした

グジャラートには美しい階段井戸(ヴァヴ)がいくつも点在しています。
地下深くへと続く石段と、彫刻が施された柱が続く空間は、水を確保するための実用的な建築でありながら、その美しさに息をのみました。

グジャラートのアダラジ階段井戸。精巧な彫刻が施された多層構造の美しい内部
アーメダバード近郊にある、15世紀に建てられたアダラジの階段井戸
訪れた階段井戸の中でも特に美しかったです

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中央インド

マディヤ・プラデーシュ

📍 訪れた場所:Indore, Mandu, Omkareshwar, Maheshwar, Khajurahoなど

霧に包まれたナルマダ川沿いの聖地オンカレーシュワール、川べりに佇む牛と対岸の白い寺院
霧がかったナルマダ川の風景
町はとても素朴で、人懐っこい野良犬や子犬がいっぱいいて楽しかったです

マディヤ・プラデーシュ州の西側のエリアは、外国人観光客がほとんどいなくて、素顔のインドを存分に楽しめました。

オームカレシュワルは、ヒンドゥー教の重要な聖地のひとつで、川沿いから見る寺院の風景がいかにもインドらしかったです。

マヘーシュワルは、18世紀に女王アヒルヤーバーイー・ホルカルが治めた静かな城下町。
穏やかなガートの風景が印象に残っています。

マヘーシュワルのナルマダ川沿いのガートとアヒルヤー・フォートの優雅な建築
18世紀に女王アヒルヤーバーイーが治めたナルマダ川沿いの城下町マヘーシュワル
お城が優雅でした

15世紀にイスラム王朝が築いた城塞都市マンドゥでは、広大な丘の上に廃墟となった宮殿や遺跡が点在していました。

マンドゥのアシュラフィー・マハルの石造りの回廊で出会った地元家族と勝利の塔
マンドゥのアシュラフィー・マハルにて
石造りの回廊で地元の親子を撮影

インドでいちばん「きれいな街」に何年も選ばれているインドール。
豪華な宮殿や寺院が残る一方、街に出れば活気あふれるインドそのものでした。

インドールの街角に立つヒンドゥー寺院とオートリキシャ、ヒンディー語の看板が並ぶ商店街
インドールの街角

インド観光王道ルートのバラナシとアグラの間にあるカジュラホは、エロティックな彫刻で有名なユネスコ世界遺産の寺院群があって、外国人観光客が多い町のひとつ。
日本に住んだことがあるという現地の方に偶然出会い、町をあちこち案内してもらいました。

カジュラホのヒンドゥー寺院の優美な塔と外壁を飾る官能的な彫刻群
カジュラホには寺院がいくつも点在して、そのどれもが精緻な彫刻で覆われていて驚きました
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東インド

オディシャ

プリーのジャガンナート寺院と参拝後におでこにティラクを描いてもらった様子
全国から巡礼者が集まるプリーのジャガンナート寺院

📍 訪れた場所:Puri, Bhubaneswar, Konarkなど

オディシャ州も外国人観光客があまり多くなく、インドらしさをじっくり味わえます。

宿泊したプリーは、ヒンドゥー教四大聖地のひとつ・ジャガンナート寺院があることで有名な町。
熱気あふれる寺院に私もしっかりお参りして、おでこに赤いティラク(聖なる印)を描いてもらいました。

オディシャ州の世界遺産コナーク太陽神殿と精巧な彫刻が施された巨大な石の車輪
13世紀に建てられたコナーラク大洋神殿は、壁面や車輪のひとつひとつが精巧に彫られていて驚きました
この車輪の彫刻は、インドの10ルピー紙幣の裏面に採用されています

世界遺産のコナーラク太陽神殿は、太陽神スーリャが駆る戦車をかたどった建築物。
神殿の土台には精巧な彫刻が施された24個の巨大な車輪が並んでいて、迫力がありました。
この後リキシャでビーチにも行って、魚を焼いてもらって食べたのもいい思い出です。

ブバネーシュワル近郊のウダヤギリ石窟と地元の女性との記念撮影
ブバネーシュワル郊外にあるウダヤギリ石窟寺院
修行僧たちが住居として使っていた空間が、2000年以上経った今もそのまま残っています

ブバネーシュワル郊外にあるウダヤギリ・カンダギリ石窟は、紀元前2〜1世紀頃に砂岩の丘を彫り抜いて造られたジャイナ教の石窟群。
修行僧たちが住居として使っていた空間が、2000年以上経った今もそのまま残っていて、地元の観光客が多く訪れていました。

ビハール

ブッダガヤのマハーボーディー寺院の入口門と塔(ユネスコ世界遺産)
ブッダが悟りを開いた場所に建つマハーボーディ寺院(大菩提寺)

📍 訪れた場所:Bodhgayaなど

ブッダが悟りを開いた地として、日本人にもゆかりの深い聖地で、実際に訪れて、最も感動が大きかった場所の1つです。
マハーボーディ寺院の敷地には神聖な空気が漂っていて、到着日も翌日もお参りして敷地内で座って時間を過ごしました。

ブッダガヤの菩提樹とヴァジュラーサナ(金剛宝座)で訪問者たちが瞑想する様子
ブッダが悟りを開いた木の子孫が、現在寺院に立っています
平和で穏やかな空間でした

ニランジャナ川のほとりには、瀕死の状態だったシッダールタに乳粥を捧げたスジャータゆかりの地も。
苦行でも享楽でもなく「中道」の大切さを説いたこのエピソードを、現地で感じられたことは忘れられません。

スジャータ村の小さな祠とビハール州の広大な風景(ブッダガヤ近郊)
(左)スジャータゆかりの祠。苦行中のシッダールタに乳粥を捧げた女性を祀る
(右)ブッダガヤ近郊の風景

西ベンガル

ダージリンの急斜面に広がる緑の茶畑と、霧に包まれた山の斜面に広がる街の全景
斜面に広がる茶畑の風景が印象的なダージリン

📍 訪れた場所:Darjeelingなど

シッキムへ向かう途中に立ち寄ったダージリンは、世界三大紅茶のひとつに数えられる銘茶の産地。
ティーガーデンでは製茶工場の見学ツアーに参加し、ダージリンティーの試飲も楽しみました。

宿はビートルズ好きのオーナーが営む個性的なゲストハウス。
紅茶の聖地でありながら、豊富な種類のコーヒーを提供しているのがなんともユニークで記憶に残っています。

ユネスコ世界遺産のダージリン・ヒマラヤ鉄道(トイトレイン)の蒸気機関車と、車内で配られる案内冊子
世界遺産のトイ・トレインに乗車
途中で撮影スポットがあっで、下車して町の風景を撮影できました

ユネスコ世界遺産にも登録された名物のトイ・トレイン(ダージリン・ヒマラヤ鉄道)にも乗車して、ゆっくりと進む列車はノスタルジックな雰囲気でした。

シッキム

シッキムを代表するチベット仏教の聖地、ルムテク僧院の広い中庭と金・赤・黒の装飾が施された荘厳な本堂
ルムテク僧院はチベット仏教カギュ派の重要な聖地
壁沿いに並んだマニ車を回して歩いたのを覚えています

📍 訪れた場所:Pelling, Namchi, Rumtekなど

インド国内でありながら、当時は入域に特別なパーミット(Inner Line Permit)が必要だったシッキム州。
中国・ネパール・ブータンと国境を接する山岳地帯で、独特の秘境感が漂っていました。

タクシーの運転手さんや宿のオーナーさんとのやり取りが自然と弾んで、その温かさがシッキムの一番の思い出です。
日本人に似た顔立ちの人たちと過ごす時間に、インドにいながら不思議とほっとしたのを覚えています。

笑顔で料理を運んでくれる地元の女性と、竹の器に入ったシッキムの伝統的な発酵酒トンバを楽しむ様子
宿を経営する素敵なご夫妻
シッキムの伝統的なお酒「トンバ」は、竹の器に雑穀を入れてお湯を注いで飲みます

カンチェンジュンガ(世界第3位、8,586m)の眺望で知られるぺリンでは、優しい家族が経営する宿に宿泊。
車で観光名所を見て回ったり、宿の近所をハイキングしたりして過ごしました。

シッキムの山中に流れ落ちる滝と、トレッキングポールを手に地元の若者と並んで記念撮影
車でペリン周辺の自然を満喫
宿の近くでは、オーナーさんの知り合いの青年にハイキングに連れて行ってもらいました

チベット仏教カギュ派の重要な寺院、ルムテク僧院の近くにの宿に滞在した時間も忘れられません。
子犬たちと遊んだり、宿のキッチンで料理作りに加わらせてもらったり。観光よりもそういう時間がずっと心に残っています。

シッキムの宿のオーナーや地元の人たちとの交流と、宿のキッチンで料理作りに参加する様子
年の近いオーナーさんと話で盛り上がり、親戚の方も料理もしました
犬といっぱい遊べて嬉しかったです
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北インド

デリー

オールドデリーのの賑やかな路地と、廃墟から見るオールドデリーの眺め
サイクルリキシャから見るデリー旧市街の通りの様子
廃墟になった建物にのぼって、混沌とした街を見て驚きました

📍 訪れた場所:Old Delhi, Connaught Place, Red Fort, Jama Masjid など

インドに来るたびに何度も立ち寄る首都デリー。
イスラム文化の影響が色濃く、ムガル帝国時代のレッド・フォートやジャマー・マスジット、そびえ立つクトゥブ・ミナールなどの見どころがある街です。

デリーの世界遺産フマーユーン廟とクトゥブ・ミナール
6世紀のムガル帝国時代に建てられたフマーユーン廟と、12世紀のイスラム建築クトゥブ・ミナール
いずれも世界遺産に登録されています

オールドデリーのバザールのごちゃごちゃした賑やかさは結構好きで、コンノート・プレースの比較的整然とした雰囲気とのギャップもデリーらしいと思っています。

ガンジーが最期の144日間を過ごしたガンジー・スムリティの質素な居室と歴史写真、暗殺の地となった庭園
ガンジーの質素な寝床、遺品、写真、暗殺された庭などの見学ができます

ガンジー・スムリティはマハトマ・ガンジーが暗殺される前の144日間を過ごし、1948年に銃殺された場所。現在は博物館になっています。
ガンジーの質素な私室、糸車やサンダル・杖などの遺品、暗殺された場所などの見学をして、じんわりと胸にくるものがありました。

ラージャスターン

ジョードプルの料理教室に参加する筆者
ジョードプルでは料理教室に参加
その時教わった料理は、今でも時々作っています

📍 訪れた場所:Jaisalmer, Jodhpur, Udaipur, Pushkar, Jaipur など

言わずと知れた、インドで最も観光客に人気の州のひとつ、ラジャスタン。
要塞や宮殿が点在し、歴史的な建造物の迫力に圧倒されます。

ジャイサルメールの黄金色の砂漠と城塞の景色
黄金色の砂岩で統一された街並みが広がるジャイサルメール
12世紀に築かれたジャイサルメール城塞には、今も人々が暮らしている

乾いた黄金色の景観が広がる砂漠の町ジャイサルメール、「聖なる湖」を中心にのんびりした空気が漂うプシュカルなどが、ラジャスタンの中でも特に好きだった場所です。

世界最長ともいわれる城壁を持つクンバルガル城、ピチョーラー湖に白亜の宮殿が浮かぶウダイプールも、他ではなかなか出会えない風景でした。

クンバルガル城とウダイプルの風景(ラージャスターン州)
“インドの万里の長城”とも称されるクンバルガル城塞は、城内に残るヒンドゥー寺院群も見事でした
ピチョーラ湖に浮かぶ白亜の離宮、レイク・パレスは高級ホテルとして宿泊もできます

ラジャスタン州は観光客向けのアクティビティも充実している印象。
「青の町」ジョードプルでは料理教室に参加して、美味しい料理を作った後に、同い年のオーナー女性と食後に人生について語り合った時間が、忘れられない思い出になりました。

ジョードプルの料理教室の先生と完成した料理たち
朝のクラスでは朝食を、午後のクラスではボリュームタップリの料理の数々を教えてもらいました

パンジャーブ

アムリトサルのゴールデン・テンプル(黄金寺院)の外観と池
シク教徒の総本山、ゴールデン・テンプル

📍 訪れた場所:Amritsar, Wagahなど

インドで最も印象に残った場所のひとつが、アムリトサルのゴールデン・テンプル(黄金寺院)。
シク教の総本山で、階段を降りた先の池に浮かぶように建つ黄金の寺院が美しいです。
この「降りて入る」設計には、謙虚さと平等を重んじるシク教の精神が込められているそう。

ゴールデン・テンプル内で礼拝するシク教徒たち
私も参拝者として食事をいただきました
シク教徒以外でも頭を布で隠していれば入場できます

参拝者には無料で食事が提供されていて、私もありがたくいただきました。
宗教や国籍を問わず誰でも受け入れる懐の深さがあります。

カラフルなターバンをまとったシク教徒の男性たち(アムリトサル)
集めた画像のほんの一部をご紹介

その場に流れる穏やかな空気も心地よく、何度か訪れて寺院の中で座って過ごしました。
シク教徒のみなさんがカラフルなターバンを堂々と巻いているのが格好よく、こっそり写真でコレクション。

アムリトサルからほど近いワーガは、インドとパキスタンの国境の町です。
夕方に行われる国旗降納セレモニーに参加すると、外国人専用のパキスタンに近い席に通されました。

ワガー国境セレモニーのインド側(ボリウッドダンスで盛り上がる混合観客席)
インド側の観客席と、扇形の赤い飾りをつけた帽子が印象的な国境警備隊(BSF)の勇壮な行進

インド側は式の開始前からボリウッドの音楽に合わせて男女が通路で踊り出し、お祭り騒ぎ。
観客席もさまざまな宗教・人種が入り混じり、金髪の欧米人や私のような東アジア人の姿も。
一方パキスタン側は男女で席が分かれていて、女性は全員スカーフで頭を覆っています。
パキスタン側からインドはどのような光景に映っているのでしょうか。

ワガー国境セレモニーのパキスタン側(建国の指導者の肖像と男女別の観客席)
インド側ゲートにはガンジー、パキスタン側には建国の父ジンナーの肖像
黒い扇形の帽子はパキスタンの国境警備隊で、その後ろにはスカーフで頭を覆った女性専用の観客席が並ぶ

華やかで勇ましいセレモニーを眺めながら、かつてひとつだった国が二つに分かれてしまった歴史を思い、複雑な気持ちになりました。

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ウッタル・プラデーシュ

バラナシの街角で地元の人々とのひとこま
バラナシの街角でチャイをいただき休憩中
混沌とした町でした

📍 訪れた場所:Varanasi, Agraなど

インド観光で外せない2大スポット、バラナシとアグラを擁するウッタル・プラデーシュ州。

ヒンドゥー教最大の聖地バラナシは、巡礼者が沐浴するガートのすぐ隣で火葬が行われる、生と死が隣り合わせの町。巡礼者・牛・観光客・物売りが入り乱れ、混沌としているのに妙な活気に満ちた不思議な場所でした。

バラナシのガンジス川ガートで沐浴する巡礼者たち
ガンジス川で沐浴をしたり、のんびりと過ごす人々

夜はボートツアーに参加し、24時間火葬が続くマニカルニカー・ガートの炎をガンジス川の上から眺めました。
ガンジス川が見える部屋に宿泊して、窓の外を眺めながら、人生とは何かについて考えさせられる時間が多かったです。

バラナシのガンジス川を夜のボートで渡る。背後に火葬場マニカルニカー・ガートの炎が揺れる
ボートからの景色

そんな聖なる町で、猿に噛まれるというアクシデントが発生。この日からしばらく、各地で狂犬病の予防接種を打ちながらの旅となりました😅

アグラのタージマハル(ユネスコ世界遺産)
17世紀に建てられたムガル帝国時代を代表する世界遺産
皇帝シャー・ジャハーンが愛妃ムムターズ・マハルのために建てた霊廟です

バラナシの後に訪れたアグラ。
タージマハルは確かに美しかったのですが、当時の膨大な労働力と民衆の犠牲の上に成り立っているという話を聞くと、素直に感動しきれなかったというのが正直なところです。

現地のインド人ガイドさんが「自分たちも騙される」と苦笑いしていたほど、観光地で働く人たちのぼったくりや嘘にもエネルギーが消耗してしまい、タージマハルよりもそちらの印象が強く残っています。

ウッタラーカンド

緑の山々と段々畑の間を流れるエメラルドグリーンのガンジス川上流、山間の静かな谷の風景
美しいガンジス川と山々の風景

📍 訪れた場所:Rishikesh, Haridwarなど

「神々の地」と呼ばれ、ヒンドゥー教の巡礼者が全国から集まる州。
ガンジス川はこの地に源を持ち、下流のバラナシなどと比べると、水が澄んでいてとても美しいです。

岩場のガートにいる私と、勢いよく流れるガンジス川上流、岩に祀られた小さな祠と奥に見える吊り橋
ガンジス川の水に触れることができました

旅先で出会った運転手さんに行き先を任せて、大きな町は外から眺めるだけで、小さな村や寺院をめぐる旅になりました。
運転手さんのお母さんに料理を作っていただいたり、村を歩いたりしたのも楽しい思い出です。

ウッタラーカンドの村の民家で薪火を使って料理をする地元女性と、素朴な台所の様子
運転手さんのお母さん
おいしい食事をご馳走になりました
ウッタラーカンドの村で出会った地元の家族と犬を交えた記念写真、子どもたちの笑顔が印象的
村の子供達と写真撮影

ヒマーチャル・プラデーシュ

📍 訪れた場所:Manali, Dharamsala

ラダックの旅を終えた後に訪れたマナリは、緑が豊かで美しく、乾燥した山岳地帯から一変した景色に癒されました。
カメラが壊れて撮影できませんでしたが、アジサイの咲いているお寺などの風景を覚えています。

別の機会に訪れたダラムサラは、チベット亡命政府の拠点で、ダライ・ラマ14世が居住する町としても知られています。
山の斜面にチベット仏教の寺院や建物がびっしりと立ち並ぶ独特の風景が印象的でした。
チベット料理も美味しく、インドにいながらまったく異なる文化圏に迷い込んだような感覚がありました。

ダウラダール山脈の雪山を背景に家々が点在するマクロードガンジの山の風景
ダライ・ラマ法王の亡命政府が置かれ、「リトル・ラサ」とも呼ばれるダラムサラ
マクロードガンジの街は、チベット文化とインドが混ざり合う独特の雰囲気でした
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北部連邦直轄領

ラダック

レー渓谷を見渡す展望スポットで宿のオーナー夫婦と並んで記念撮影
レーで宿泊した宿のオーナー夫妻と記念撮影
結婚式で初めてお2人が顔を合わせたエピソードなど、ラダックの生活についてたくさん知ることができました

📍 訪れた場所:Lehと周辺の僧院, Nubra Valley, Tso Moriri

大冒険感を味わったのが、標高3,500m以上に広がるラダック。
インドとは思えない乾燥した山岳風景の秘境です。

デリーからレーへ飛行機で移動する前日に高山病の薬を飲んで準備を整え、到着後も数日間は無理をせず、車でゆっくりゴンパ(寺院)巡りなどをしました。

マニ石が積み重なる先にそびえるティクセ・ゴンパと、お堂に安置された鮮やかな弥勒菩薩像
ティクセ・ゴンパはレーから南東へ約20km
お堂の中に鎮座する巨大なマイトレーヤ仏(弥勒菩薩)は迫力がありました

岩山にへばりつくように建つゴンパの風景と、お寺で熱心にお祈りする人々の姿が圧倒的で、初めて見る景色に最初の数日は頭が全くついていかない気分でした。

ラダックの岩山に建つゴンパと、色鮮やかなマニ車の東屋でくつろぐ地元の男性
岩山の急斜面にへばりつくように建てられたゴンパ
色鮮やかなマニ車の東屋で地元の人たちが静かに休んでいて、日常の中に信仰が溶け込んでいるラダックらしい光景
ラダックの路地で笑顔を見せる地元の女の子たちと、ゴンパの屋上から眺める緑の谷とタルチョ
やや廃れたゴンパで遊んでいた少女たち

レーでの滞在を終え、「世界一高い車道」として知られるカルドゥン・ラ(標高5,359m)を越えてヌブラ渓谷へ。
1人旅の予定でしたが、仲良くしてくださった宿のオーナーご夫妻と一緒に移動することになり、ラダックの人々の生活についてより深く知ることができました。

標高5,602mのカルドゥン・ラ峠の看板と、山頂でタルチョの前に立つ地元女性と私
世界最高標高の車道として知られるカルドゥン・ラ峠、標高5,602m
レー在住のご夫妻ですら、少し頭が痛いとおっしゃってました
レーから峠を越えたヌブラ渓谷は、砂丘と川と岩山が共存する不思議な場所でした

最後は世界最高標高のラムサール湿地にも登録されている標高4,522mのツォモリリ湖へ。
訪れる人がまだ比較的少なくて、本当に静かで平和な雰囲気。湖畔でテントのような宿に宿泊しました。

エメラルドブルーに輝くツォモリリ湖と雪山、湖畔に立つ私
標高4,500m超、人里離れた場所に静かにたたずむツォモリリ湖
地球ではない別の星にいるような気分を味わいました

カメラの充電箇所が故障して、この後は色彩がイマイチなスマホでしか撮影できなかったのですが、ここからマナリへ抜けるルートまでの移動の全てが大冒険で、その景色は一生忘れません。

ジャンムー・カシミール

スリナガルの丘の上に立つ17世紀ムガル時代の遺跡パリ・マハルと、背後に広がるザバルワン山脈の雪山
「妖精の宮殿」という名を持つパリ・マハルは、17世紀にムガル皇帝の息子が建てた庭園遺跡

📍 訪れた場所:Srinagar, Gulmargなど

「地上の楽園」と称されるカシミールは、インドとは思えないほど空気が澄んでいて、山々に囲まれた渓谷の景色は息をのむ美しさ。

雪山を背景に広がるダル湖の静かな水面とハウスボート、湖畔に佇む鮮やかなカワセミ
ダル湖の風景
美しいカワセミがボートにやってきたのでこっそり撮影

ダル湖に浮かぶハウスボートに宿泊し、船内で食事をしたり、景色を眺めながら過ごす時間は特別な体験となりました。
カラフルな布で彩られた小舟シカラに乗って湖を遊覧したのも、忘れられない思い出のひとつです。

スリナガルのダル湖に浮かぶカラフルな布で飾られたシカラ船と、船内でくつろぐ旅人

宿の人にすすめられて、インド屈指のスキーリゾート・グルマルグも訪問。
標高約2,650mの雪原でそりに乗せてもらったり、少しだけスキーを楽しんだり、インドでこんな体験ができるとは思っていませんでした。

インド屈指のスキーリゾート、グルマルグの雪原で地元の案内人と木製のそりに乗る体験
グルマルグはハネムーンにも人気の場所で、ここで初めて雪を見るインド人も多いとのこと
ソリの乗り方を真剣に教えてもらい、思わず爆笑。童心に返ってすべりました

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インドは何度でも行きたくなる国

振り返ってみると、自分でも驚くほど、何度もインドへと出かけていました。

州をまたぐたびに、言葉も食事も町の様子も少しずつ違っている。
「インド」という一つの名前に、こんなにも多様な文化が詰まっているのかと、何度行っても驚かされます。

インドというと色々なイメージがあるかと思いますが、私にとっては、どこへ行っても旅人を温かく受け入れてくれる懐の深さがある国という印象です。

最近は出かけられていませんが、子どもたちがもう少し大きくなったら、常識が覆される大冒険の旅に連れて行きたいなと思っています。

これからインドを旅する方にとって、今回の記事の中に何かヒントがあれば嬉しいです。

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