ブダペストのイケア(IKEA)子連れにおすすめする理由11選【ハンガリー在住者レポ】

ブダペストのイケアを楽しむ息子

イケア(IKEA)といえば言わずと知れたスウェーデンの家具量販店です。

息子と娘が生まれてから、もう何度も一緒にイケアには足を運びました。

買い物するもよし、食事をとるもよし、コーヒーを飲んで休憩するもよし。特に目的がなくとも、ただイケアの店内を子供とぶらぶらするだけでも、ウキウキと楽しい気分になれます。

子連れで今日はどこへ行こう…とブダペストで迷っているお母さん/お父さんがいたら、IKEAをおすすめします!!

この記事では、私がブダペスト市内のイケアに子連れで行くことをおすすめする理由11選をご紹介します。IKEAファンの方にも、そうでない方にも、IKEAの魅力をお伝えできたら嬉しいです!

この記事を書いた人

りり / 旅行大好き

ハンガリーの首都、ブダペスト在住18年
1人旅が大好きで、世界50カ国以上を訪問
東京で旅行会社に4年勤務経験あり
ヨーロッパに長年いるけれど、実はインドや暖かい国が大好き

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目次
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ブダペスト Örs vezér tereのイケア

ブダペスト Örs vezér tereのイケアの外観

ハンガリーにイケアのモデルルーム付き店舗は合計3つ、いずれもブダペストにありますが、今回ご紹介するのは地下鉄駅Örs vezér tereの側にあるイケアです。

住所・アクセス

住所:Budapest, Örs vezér tere 22, 1148

アクセス:地下鉄2号線Örs vezér tere駅から徒歩4分

子連れファミリーにイケアをおすすめする理由11選

地下鉄でアクセスできる

イケアは郊外にあるイメージが強いですが、Örs vezér tereのイケアには地下鉄で行けるので非常に便利です。地下鉄駅を降りると、左斜め前にすぐイケアの青い建物が見えます。

郊外のイケアよりは敷地が狭いものの、町の中にあって行きやすいというだけで感謝です。

授乳室が2か所ある

イケアには授乳室が合計2か所、地上階と1階にあります。

まずは1階(日本でいう2階)のレストランの手前、お手洗いの並びに授乳室があります。明るくて下の階のものより広いです。

地上階(日本の1階)の授乳室はレジをでた正面のお手洗いの並びにあります。

ブダペスト Örs vezér tereのイケアの授乳室 レストラン横
1階(日本の2階)、レストラン脇の授乳室
ブダペスト Örs vezér tereのイケアの地上階授乳室
地上階(日本の1階)、レジの先の授乳室

どちらにもソファー、おむつ交換台、洗面台があります。

バリアフリートイレにもおむつ交換台がついています。いずれの階も授乳室の並びにあります。

子乗せショッピングカートが利用できる

私は抱っこ紐を利用して子供と出かけるのですが、イケアでは子乗せショッピングカートが利用できるので、子供の重さから解放されて店内を歩き回れます

ブダペストのイケア,、ショッピングカート
ブダペストのイケアのショッピングカートに乗る娘

子供たちもカートに乗っている時はいつも嬉しそうです。

そして、日本ではおそらくダメなのですが…ブダペストのイケアでは大きなショッピングカートの中に子供たちを立たせて買い物をしているファミリーが多いです。そういうわけで、私も真似させていただいてます。

ブダペストのイケアの大きなショッピングカートに乗る息子
家具を見ながら進みます
ブダペストのイケアの大きなショッピングカートに乗る息子と娘
兄妹で初めて一緒に利用

レストランで楽しくお食事

イケアといえばミートボール!!子供と行く時によく食べています。

子供用のダイニングチェアもありますし、子供向けのミートボール5個プレートもあります。

ブダペストのイケア、レストランでミートボールを食べようとする息子
ブダペストのイケアでフライドポテトを食べる娘

イケアファミリーメンバー(後述します)であれば、コーヒーかお茶1杯が無料になります。また、シーズンごとにイケアファミリーメンバー向けにお買い得なセットメニューもあります。

ブダペストのイケアのレストランの様子
奥に向かって縦長のレストラン。奥のほうが空いています
ブダペストのイケアのレストランで食事をする家族
家族4人で初めてIKEAに来た時の写真

まだ利用したことはないのですが、真ん中のサークルが子供の遊び場になっていて、回りのテーブルで大人が食事をとれるコーナーがあります。いいですね。

ブダペストのイケアのレストランにある子供が遊べるテーブル席
子供を見守りながらお食事
ブダペストのイケアのレストランにある子供が遊べるテーブル席
いろんな遊びができます

親子2人でレストランを利用する際に1つ難点があるとすれば、子乗せショッピングカートのままセルフサービスコーナーへ行き、トレーに食事を乗せて歩くのがほぼ不可能なことです。

子乗せショッピングカートを利用している人は、レストランの隣のカフェの手前の空間にカートを置いてレストランに入るのが、一種の暗黙の了解のようになっています。

私もレストランを利用の際は、カートを置いて抱っこ紐で子供を抱っこしなおして、セルフサービスコーナーへ向かいます。

カフェで休憩

食事の時間ではないけれども一服したいという場合は、レストラン横にあるカフェでコーヒーやケーキをいただけます。こちらへは子乗せショッピングカートのまま入っていくこともできます。

後述する”イケアファミリーメンバー”向けにお得なメニューセットもあります。

ブダペストのイケアのカフェのソファーに座る娘
ブダペストのイケアのカフェのソファーに座る息子

フードコートの軽食

イケアの出入り口付近にフードコートがあり、ホットドッグなどの軽食がオーダーできます。

ブダペストのイケアのフードコートの様子
いつも混雑しています
ブダペストのイケアのフードコートのテーブル席の様子
この奥に低いテーブルと椅子のコーナーもあります

Örs vezér tereのイケアではドーナツもテイクアウトできます。息子たちも大好きです。

ブダペストのイケアで売っているドーナツ
ドーナツがたくさん。とってもお買い得です
ブダペストのイケアでドーナツなどを売っている売店
ソフトクリームも売っています

子供マネープログラム

ブダペストのイケアの子供マネープログラムのチラシ
エレベーターに貼ってあった案内。子供のお金何枚でどの商品と交換できるかが分かります(2022年9月1日~2023年2月28日の交換可能商品)

1~12歳の子供は受付を済ませた場合に、Peták(ペターク)という子供用のお金を1枚もらうことができ、集めた枚数に応じて商品や食べ物を購入(!)することができます。

時期によって購入できるグッズや食べ物が異なるので、IKEAの案内をよく確認してください。

Petákの使用には子供の親が”イケアファミリーメンバー”であることが条件です。後述しますがすぐ入会できます。

ブダペストのイケアの子供マネープログラムでもらったパンダのぬいぐるみ
息子は集めたPetákでパンダのぬいぐるみを入手しました🐼

Petákには有効期限があるので、失効する前に使ってしまいましょう。2枚からホットドッグなどが買えます。

Petákをもらう時に台紙にスタンプを押してもらいますが、これが6個集まるとフードコートでソフトクリーム1つと交換できます。

この台紙に有効期限はないそうです(2023年1月現在)。

ブダペストのイケアの子供マネープログラムのお金と、スタンプを集めるための台紙
子供のお金、Peták
ブダペストのイケアの子供マネープログラムのお金の有効期限を確認
こちらのPetákの有効期限は2023年8月31日まで

Örs vezér tereのイケアでは、入口を入って左の奥の子供コーナーの窓口でPetákをもらえます。

なお、Petákは子供しか使えません。一度、まだ小さかった息子を夫に任せて、私がPetákをぬいぐるみと交換しようとしましたが、子供と一緒でないと利用できないとのことでした。

Petákを利用して買い物をする時は、必ずお子さんと一緒にレジへ行ってください。セルフレジは使用できないので、有人レジに並んでください。

イケアファミリーメンバーのサービス

イケアファミリーメンバー向け割引商品の案内札
青い表示の案内がIKEAファミリーメンバー向けの割引の内容。8,990フォリントのランプがメンバーには5,990フォリントです

上記子供マネーを使う際には、大人がイケアファミリー(IKEA FAMILY)メンバーであることが条件です。オンラインですぐに申込できますので、まだの方はスマホで申し込みをして、IKEAファミリーデジタルカードを入手してください。もちろん無料です。

IKEAファミリーメンバーであれば、レストランで食事を頼む場合はコーヒーかお茶が1杯無料、その他シーズンごとにイケアファミリーメンバー向けの割引商品もありますのでチェックしてみましょう。

キッズプレイルームの使用(無料で1時間)

イケアで大人が買い物をしている間、1時間無料で子供を預かってもらえるサービスがあります!

3歳~9歳までのおむつの外れている子供が対象です。

息子はまだ小さいのでプレイルームを利用したことはないのですが、時々羨ましそうに見ています。

ブダペストのイケアにあるキッズプレイルームを眺める息子
ボールプールがあります
ブダペストのイケアにあるキッズプレイルーム
週末は子供でいっぱいです

楽しいショールーム見学

イケアのショールーム(上の階)は見て歩くだけでも楽しいです。子供たちもイケアの商品に興味津々です。

ブダペストのイケアのショールームでソファーに座る親子
親子でソファーの座り心地をチェック
ブダペストのイケアのショールームで木馬に乗る息子
木馬に乗ってみる

子供用のおもちゃや家具が気にいってしまって、子供が帰りたがらないというのは唯一のデメリットでしょうか💦

ブダペストのイケアのショールームでおもちゃに触る息子

その他にもある、ありがたいスペース

コートや余計な重い荷物などはすべて無料ロッカーに入れて身軽に店内を歩きましょう。入口を入ってすぐのところにあります。

ブダペストのイケアで無料で借りられるロッカー
無料ロッカー。大きいサイズもあります

ソファーもたくさん置いてあって、子供にコートを着せたり荷物をまとめたりするのにも便利です。若い人たちはただ座っておしゃべりしていることも多いです。

ブダペストのイケアの入口にある黒いソファー
入口エスカレーター横のソファー

子供向けアニメを鑑賞できるスペースがキッズプレイルームの隣にあります。こちらの利用は年齢制限はありません。

ブダペストのイケアのキッズプレイルームの隣にある子供向けアニメ上映スペース
ディズニー映画が上映されていました
ブダペストのイケアのキッズプレイルームの隣にある子供向けアニメ上映スペースでくつろぐ息子
子供用ソファーに座ってくつろいでいます

ブダペストのイケア(Örs vezér tere)のまとめ

イケアは子供と一緒に買い物や食事に行くのにとても向いている場所です。

授乳室はもちろん、レストランのダイニングチェアや子供の遊べるスペース、子供の一時預かりも利用できます。子供のマネープログラムも太っ腹なサービスですね。

子供が生まれてからはサービスの面を含めイケアの大ファンになりました。

お子さんと一緒にどこへ出かけようか迷っている方、イケアに行って楽しい時間をお過ごしください。

おまけ:グドゥルー(ゲデレー/Gödöllő)への出発地

イケアのあるÖrs vezér tere駅から郊外列車でグドゥルーまで約45分です。オーストリア皇后エリザベートのお気に入りの宮殿や、とても素敵なカフェもあるので、興味のある方はこちらの記事もぜひご覧ください。

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