イタリア第2の都市ミラノに、世界一美しいとも言われているスターバックスがあることをご存知ですか?
2018年に(とうとう!)イタリアでオープンしたスターバックス第1号店は、世界に6軒しかないという「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」のうちの1店舗。
自国のコーヒー文化に誇りを持つイタリアに、アメリカのコーヒーチェーンであるスターバックスを上陸させるのは容易ではなかったようです。
果たして、イタリアでスターバックスはどのように受け入れられているのでしょうか?
2020年1月ににミラノへ行った際、スタバがオープンしていたことを知らずに帰宅して大ショック。「次の機会に必ず訪問する」!との願いを今回叶えました✌️
家族で行ってきたので、その時の様子をレポートします
ミラノを訪問予定の方、スターバックスのファンの方、東京にあるスターバックス・リザーブ・ロースタリーと比べてみたい方、ぜひぜひ最後までご覧ください!
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りり / 旅行大好き
ハンガリーの首都、ブダペスト在住19年
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東京で旅行会社に4年勤務経験あり
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ミラノのスターバックス・リザーブ・ロースタリー
「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」は、世界でもシアトル・上海・ミラノ・ニューヨーク・東京・シカゴの6店舗しかありません。
「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」では、ロースタリー(焙煎所)で焙煎されたコーヒー豆が、お客様に提供されるまでの流れを五感で体感できるのが特徴とのこと。
とりあえず「豪華でなんかすごいらしい」という情報のみを元に、足を運んでみました。
立地と外観
ミラノのスターバックス・リザーブ・ロースタリーがあるのは、街のシンボルであるドゥオーモから歩いてほんの5分ほどの場所。スフォルツェスコ城に向かう大通りにあります。
この建物は元々は郵便局だったそうで、POSTEの文字が残っています。
スターバックス・リザーブ・ロースタリーのロゴは、シックな”★”と”R”のマーク。
普通のスターバックスの緑色のロゴはなく、建物の外観を見ただけでは、ここがスターバックスだとはすぐに気がつきませんでした!
私たちは13時ちょっと前に到着したのですが、お昼時なのもあってか、エントランスから右に向かって入場を待つ長蛇の列が。
少なくとも20組ほど並んでいたので、数十分は待つなぁ…と覚悟を決めていましたが、子連れ(ベビーカーあり)なのを配慮していただき、なんと優先入場できました。大感謝です🙏🙏
私たち以外にもベビーカーで入店している家族がいました。お子さん連れでも大丈夫です。
いざ入店。内部の様子
スターバックス・リザーブ・ロースタリーの店内は、ファッションの街ミラノらしく、すごくエレガントでおしゃれな空間でした✨✨
店内の天井は高く開放感があり、ブロンズ色と木の茶色を基調とした、シックだけれども明るい内装。
コーヒーや食事が提供されるそれぞれのバーには、トスカーナ産の大理石が使われており、床も大理石のモザイクタイルでイタリアらしさが演出されています。
シンボルである焙煎機が中央にドンとそびえていて、実際に動いていてコーヒー豆を焙煎しています。
明るいグリーン色もいいアクセント。この大きな焙煎機(イタリア製だそうです)の周りにはカウンター席もありました。
焙煎されたコーヒー豆は、天井を走る管を通ってバリスタのいるカウンターへ運ばれます。斬新!!
美しく曲線を描いた管はインテリアの一部として溶け込み、近未来的で独特な雰囲気を醸し出しています。
グッズのエリアも充実。タンブラーやマグカップはもちろん、Tシャツやキーホルダー、置物なども販売されていました。
店内の中二階はARRIVIAMO BARといって、コーヒーだけでなくカクテル・ワイン・ビールなどのアルコール類も提供されているそうです。
それにしても、どこを見ても人・人・人。コーヒーを注文する列も長く、空いている席を見つけるのも簡単ではありません。
見た感じでは、地元の人ではなく観光客がほとんどという印象を受けました。
地元の人々のスターバックスに対する本音は知り得ませんでしたが、ファッションの街ミラノにふさわしい、ユニークでおしゃれな場所であることは間違いありません✨✨
外国人である私たち観光客にとっては、訪れる価値のある場所だと思います!!
バーでコーヒーと食事を注文
店内でもらったフロアマップがこちら。コーヒーを注文できるバーは全部で4箇所(02,03,05及び06)あります。
私たちは鮮やかなピザのショーケースが気になったので、入り口を入ってすぐ左側にあるPRINCIバー(03)に並ぶことにしました。
食べるものが色々並んでいて、何を注文しようかついつい目移りしてしまいます。
PRINCIバーはデザート類がかなり充実していて驚きました!!甘いもの好きの方は、ここでの注文がおすすめです。
イタリアのデザートということで、ティラミス・カンノーロ・マリトッツォなども並んでいました。
1品7〜8ユーロ程度です。
すごく美味しそうなフォカッチャタイプのピザは、ミラノ発のPRINCIというパン屋さんのもの。
後で知りましたが、東京を含む世界のスターバックス・リザーブ・ロースタリーでは、PRINCIのピザやパンが販売されているそうです。
すごくテキパキと感じのいいアジア系の女性にデザート・ピザ・コーヒーの注文をして、準備ができるのを待ちます。
エントランス横のテラス席へ
店内は大混雑&子供達の落ち着きがあまりなかったので💦、スタバのエントランスを出てすぐの外のテーブルに座ることにしました。
スタバの入り口の目の前の広場にもテーブル席(地図上01)があります。
コーヒーが完成して、夫が注文の品をテーブルに運んできてくれました。
いただきます!!
ここでしか味わえないピスタチオ・プラリネ・ラテ。苦さと甘さが絶妙に混ざった、とっても味わい深いコーヒーでした。
ピスタチオ・プラリネ・ラテはトールサイズで7ユーロ。うちに帰ってきてからも「またいつか飲みたいね」と夫と話しています。すごくおすすめです!
世界のスターバックス・リザーブ・ロースタリーでも味わえるPRINCIのピザは、生地がもっちりとして美味。
デザート類はクリームがこってりでやはり大満足なお味。
すべて美味しくいただきました
スターバックス・リザーブ・ロースタリーを訪問しての感想
豪華でおしゃれな雰囲気の中で味わう、いつもとはちょっと違う贅沢なスターバックス・リザーブ・ロースタリーでの時間。
私たちが行った時間は大混雑していて、子供もいたのであまりゆっくりはできませんでしたが、それでも訪問できて本当によかったです。
コーヒーやお食事だけでなく、その場の独特な雰囲気が強く印象に残りました。
2023年10月現在、ヨーロッパにあるスターバックス・リザーブ・ロースタリーはミラノのみです。
ミラノにお出かけの際は、みなさんもぜひ立ち寄ってみてください!!
ミラノのスターバックス・リザーブ・ロースタリー まとめ
独自のコーヒー文化が根付いているイタリアへ、2018年にとうとう進出したアメリカのスターバックス・リザーブ・ロースタリー。
ロースタリーという名の通り、コーヒーの焙煎工場のようなスターバックス店舗は、イタリアらしさも感じられるエレガントで洗練された場所です。
コーヒーはもちろんのこと、気分に合わせてイタリアのデザートや、ミラノ発のPRINCIのパン類、アルコールドリンクも選べるのが嬉しいところ。
スターバックス好きの方はもちろん、そうでなくとも、観光の一環として訪問してみるのも面白いです。
ドゥオーモ広場から歩いて5分ほどで、訪れやすい場所にあります。
私たちが訪問した午後1時頃は大混雑していました。スケジュールに余裕があれば、空いていそうな時間帯を狙って行ってみてください。
東京のスターバックス・リザーブ・ロースタリーに行ってみたくなりました。
日本にもスタバのリザーブ・ロースタリーがあって、訪問できるチャンスがあるのは嬉しいですね
以上、何か参考になる情報があれば幸いです!