【ブダペストで一番有名な廃墟バー】子供と一緒に週末に行ってみた!

ブダペストの廃墟バー シンプラケルトの様子

ハンガリーの首都ブダペストはドナウの真珠と呼ばれ、ドナウ川沿いの夜景やクラシックな建物など、古風な印象が強いかもしれません。

しかし、ヨーロッパの人々の間では、ナイトライフを比較的安価に楽しめるブダペストは、どんちゃん騒ぎをしに遊びに来る場所としても有名です。

バチェラーパーティーを開いたり、バカンスを友達と過ごす目的で、羽目を外そうと多くの若者たちが訪れます。

ナイトライフを楽しむ人が必ず訪れる一番人気の場所は、「廃墟バー」のシンプラケルト(Szimpla kert)です。

古い集合住宅一棟丸ごとをバーとして改修、その廃墟感がなぜか人々を魅了する不思議な場所です。

世界で最も有名なガイドブック、ロンリープラネット(Lonely Planet)にも掲載されました。

そのカオスな独特の雰囲気を体感しようと、週末は入場制限がかかるほど多くの人が集まります。

そんな廃墟バー・シンプラケルトに、なんと子供と一緒にいってきましたので、レポートしてみようと思います。

シンプラケルトが気になっている方、行くかどうか迷っている方…とりあえずこの記事をブックマークして、ぜひ最後まで読んでから決めてくださいね🥳🥂🎉

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この記事を書いた人

りり / 旅行大好き

ハンガリーの首都、ブダペスト在住18年
1人旅が大好きで、世界50カ国以上を訪問
東京で旅行会社に4年勤務経験あり
ヨーロッパに長年いるけれど、実はインドや暖かい国が大好き

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目次
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ブダペストの廃墟バー シンプラケルト 日曜日は午前中から営業!

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルト 日曜日の内部の様子

最初に種明かしをすると、普段は午後にオープンするシンプラケルトは、日曜日だけは午前9時から営業していて、野菜や乳製品、はちみつなどを販売する「市場」の役割も果たしているんです!

市場は午前9時~午後2時まで開いています。

シンプラケルトといえば、かなりカオスな雰囲気で、夜の暗い時間帯に入店するのは勇気がいる場所ですが、日曜日の午前中はどうなのでしょうか?

落書きステッカーでごちゃごちゃとしている入口を入っていきます。

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルト 入口と外観

ボヘミアンな飾りつけと落書きに囲まれた中、市場からやってきた人たちのシラフな感じのミスマッチがユーモラスです。

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルト 市場が開かれている様子
ブダペストの廃墟バー・シンプルケルト 市場が開かれている様子

そんな中でも、夜のシンプラケルトの姿を知っている私から見ると、野菜が売られている風景が個人的に一番面白くて気に入りました。

不思議とその場にうまくなじんでいます。

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルト 八百屋が出ている
ブダペストの廃墟バー・シンプルケルト 八百屋が出ている

私たち家族は日曜日の10時頃に訪れましたが、携帯やカメラを構えた観光客と思われる人たちでいっぱいでした。

夜にお酒を飲みに来る予定はないけれど、有名だし一度覗いてみたい…そんな人たちが集まってきている印象。

地元ハンガリー人の姿も見かけ、ベビーカー連れの家族や、小学生くらいの子供たちも建物の中をうろうろしていました。

コーヒーやドーナツなども販売しているので、シンプラケルトの中庭や屋根のついている部屋で、一服することもできます。

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルト コーヒーやデザートが買える屋台

日曜日の早い時間帯は、普段とちょっと違うシンプラケルトの姿を見られる特別な日です。

写真を撮りに来ている観光客や、子連れのハンガリー人もたくさんいるので、誰でも気軽に訪問できますよ!

ブダペストの廃墟バー シンプラケルト 日曜日の午前中の建物内の様子 

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルト 日曜日の市場

シンプラケルトは2階建ての建物で、日曜日に市場が開かれているのは下の階だけです。

もう少し詳しく、下の階(地上階/日本の1階)、上の階(1階/日本の2階)に分けてそれぞれ見ていきましょう。

下の階(地上階/日本の1階)

日曜日の市場を通り過ぎると、その先に続くのが屋根のない中庭です。

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの中庭
ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの中庭

様々な形や高さの椅子とテーブルがそこら中に置かれています。ナイトライフを楽しむ人々は、雨が降っていなければこのテーブル席で盛り上がっています。

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの中庭
ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの中庭

シンプラケルト内にはアルコール類を提供するバーが何か所にもありますが、日曜日の午前中はさすがにほとんど閉まっています。

下の階で1か所だけバーが開いていましたが、アルコール類を買っている人はほとんど見かけませんでした。

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトのバーの1つ

ビールが1杯2,000フォリント程度、カクテル類が3,000フォリント程度、ソフトドリンクは1,000フォリント程度です。

上の階(1階/日本の2階)

廃墟バーで撮影した夫と息子、たくさんの観光客
珍しい廃墟バーを撮影したり見学したりして楽しむ人々(1階/日本の2階)

もともと集合住宅だった建物なので、それぞれの部屋や廊下をバーやDJのいる部屋としてうまく活用し、独特なディープな雰囲気を醸し出しています。

昼間に見ると、落書きやちょっと荒れた様子がさらに目立ちますね💦

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの上の階の様子
ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの上の階にいる私と娘
ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの上の階のDJブース
ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの上の階のDJブース

たくさん写真を撮ったので、小さく分けてまとめてみました。

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの上の階の様子
ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの上の階の様子

ブダペストの廃墟バー シンプラケルト 暗い時間帯はスリ・置き引きに要注意

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの上の階の様子
上の階にあるトイレの扉

日曜日の午前中の明るい雰囲気を最初にお伝えしましたが、暗い時間帯のシンプラケルトでは、置き引きやスリには要注意です。

私の知り合いで、少なくとも3人がシンプラケルトで置き引きとスリの被害に遭っています。

本人たちもお酒を飲んでついつい気が緩んでしまっていたようですが、夜は照明も暗めですし、ざわざわと人が行き来していて、犯人にとっても格好の仕事場になるのでしょう。

貴重品やかばんは体から離さない、高価な装飾品を身に着けない、飲みすぎて注意散漫にならないなどの注意が必要です。

こちらの記事でハンガリーの治安について案内していますので、お出かけ前にぜひ目を通してください。

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ブダペストの廃墟バー シンプラケルトの詳細

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの上の階の様子
上の階の道路に面した、広い部屋

バーやナイトクラブの多いブダペスト7区にあります。

夜に訪問する場合、18歳以下に見えると年齢確認をされます。

身分証明書かせめて身分証明書のコピーが必要です。くれぐれもなくさないように気を付けてください。

混雑している時間帯は、長蛇の列になって入場に時間がかかる場合があります。

住所Budapest, Kazinczy u. 14, 1075
アクセス地下鉄アストリア駅から徒歩6分、デアークフェレンツ広場駅から徒歩10分
入場料無料
営業時間月~木曜日:15:00~04:00
金~土曜日:12:00~04:00
日曜日:09:00~04:00
※テーブル予約は不可
公式ホームページhttps://szimpla.eu/

ブダペストの廃墟バー シンプラケルトは独特でカオスな場所。日曜日は市場が開かれていて入りやすい雰囲気

ブダペストの廃墟バー・シンプルケルトの上の階の様子

ブダペストで一番有名な廃墟バー・シンプラケルトは、夜は入るのに勇気がいりますが、日曜日の午前中は野菜や乳製品の市場が開かれていてほのぼのとしています。

観光客として内部を覗いてみたい人たちも、日曜日の午前中であれば、コーヒーやデザートをいただきながら、内部見学することができます。入場は無料です。

日曜日にブダペストにいない場合は、平日の開店直後であれば、まだ明るくて入店しやすいかと思います。

ナイトライフを楽しむ目的で訪れる場合は、スリや置き引きにはくれぐれも気を付けて、記憶がなくなるような飲み方をしないで楽しんでください。

どんな場所か気になる方は、自分の好きな時間帯に一度足を運んでみてくださいね!

シンプラケルトとは雰囲気が全く異なりますが、やはり集合住宅を丸ごと改修して作られたレストラン(兼ホテル、兼オフィスビル)であるTwentysixの情報はこちらです。

シンプラケルトとはまた違った魅力がありますよ👇

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